佐々木敏守のG1競馬モーニング 平成11年1月29日(金)
G1競馬モーニング 第16回
フェブラリー
ステークス(G1)

タイトル

私が佐々木です みなさん、ちょっと遅すぎるけど、あらためて
『新年あけまして、おめでとうございます』約1
ヶ月のご無沙汰でした。その間もいろいろな励ま
しのメール、誠にありがとうございました。ここ
に佐々木敏守、ぼちぼち『復活宣言』をいたしま
す。私が休養している間になんと!「G1クレス
ト」が『競馬モーニング』に変わっているではあ
りませんか。編集長もなかなかやってくれるね。
まあ、名前が変わってもやることは同じやねんからどうでもええけど。今年も、
変わらぬ敏ちゃんをみんな応援してね。
 しゃあけどほんま、昨年は散々な予想結果に終わったな。(個人的な馬券の
方は結構儲けてるんやけど)でもあえて言い訳させともらうと、3けた配当の
予想は本来の俺の姿ではない。本紙をやっているせいで、的中率も確保しなけ
ればアカンのや。そこが、つらいところやな。本来は、3回に1回ゲットして
回収率が200%を越える、そんな予想をしたいんやけどな。今年はその辺を
考慮して予想していこかなとも思っている。それで許して。だからみんなも、
そのつもりで予想の方参考にしてちょうだいね。
 さて、話題を競馬界に戻すが、ついこないだ金杯が終わったなと思っとたら、
いつの間にかスペシャルウィークとメジロブライトが走っとるやんけ。もうそ
んな時期か?と思わせるよな。本当に月日の経つのは早いわ。気ついたらきっ
と、桜花賞の予想してるんやろな。みんなもボーとしとったら、春競馬に乗り
遅れんで。
トシさんの買い目" まあ、そんな話は別にして、そ
の春競馬の前の中途半端な時期に
行う今年のG1第一弾『フェブラ
リーS』の予想に入ろか。今年は、
かなりおもしろいメンバーがそろ
った。その中でも、人気はおそら
く中央初参戦のメイセイオペラと
ワシントンカラーに集まるんかな?
でもはっきり言って、この2頭の
どちらかを本命にしてもおもろな
いわな。展開的にみても、かなり
ペースが速くなり、逃げ馬には相当厳しい条件になると思うし。また、いつも
言ってるけど、東京のマイルは芝、ダートを問わず、2000mの距離をこな
す能力が必要やしな。そのあたりを考えて、ズバリ俺の本命馬は、オースミジ
ェットや。この馬、前走の平安ステークスで完全に本格化した。ハイペースで
逃げるキョウエイマーチをメイセイオペラとビッグサンデー、さらにはタイキ
シャーロックが絡んでいくという読みをしており、そしてそれらを射程におき
ながら、残り400m手前であっさりと抜け出すと言うシーンが目に浮かぶ。
どう見ても好位で自在に立ち回れる、この馬ぴったりの展開になりそう。ダー
トは14回走って、いまだ複勝圏内をはずしたのが1回だけと、超堅実な走り。
さらには東京コースも1.1.1となかなかの相性。また、鞍乗もやっとリズ
ムにのってきた四位くんとくれば、買わん訳にはいかんやろ。大崩はまずない
で。今週の動きも元気一杯で高配の使者にもってこいの本命馬や!!
 対抗にはこれも好位から差し込んでくるバトルライン。前走平安ステークス
では、遅いペースの流れに乗り切れず5着と惨敗。しかし、昨年の暮れから馬
体の張り、毛づやは申し分なく、見限るのは早すぎる。人気薄になる今回が狙
い目で、今一度見直す余地ありと思うけどな。
 3番手には若干距離の不安はあるものの、根岸S、ガーネットSとダート路
線を連勝しているワシントンカラー。1200mのレースなら間違いなく本命
を打つ馬だが、この東京のマイルがどうか?おそらく今の出来なら問題なさそ
うだが、ひょっとして直線不発という結果も考えられる。逆にあっさりごぼう
抜きと言うことも・・・・・・。かなり気になる1頭には違いないね。
 4番手には豊鞍乗のエムアイブラン。このところ勝ちきれないレースが続い
ているが、状態は相変わらずよさそう。既に8歳と終わった感もあるが、そこ
は鞍乗が何とかしてくれないか?勝ちきるのは難しいが、2着争いなら十分に
資格ありと見た。
 あと押さえにメイセイオペラマチカネワラウカドマコトライデンの3頭
を。オペラは言わずと知れた地方の怪物。今回逃げ馬は全馬バッサリと切るつ
もりやったけど、この馬だけは捨て切れんかった。ただ今週の動きを見る限り、
重め残りの感じがしてあまりお勧めでけへんけどな。しかし、どんなレースを
するかが楽しみで、あっさり勝ってしまうかも・・・。ワラウカドも前走は惨
敗やったけど、まだまだ捨て切れる馬ではない。後方待機の直線勝負に賭ける
と思うけど、前が総崩れなら、台頭してきてもおかしくない。マコトは前走、
オースミジェットに先着しており、距離の壁に泣かなければ、ひょっとしたら
ひょっっとする。小銭で夢を見ましょうか。
 ま、今回は今年のスタートとして、思いきった高配狙いでいきまっせ。
先行激化で差し馬狙いや!!
東京1回第2日 11R本誌の見解=上位拮抗
第16回フェブラリーステークス(G1)
平成11年1月31日(日)発走15:40 サラ系5歳以上 オープン 定量 ダ1600m
   西口   土谷   板東   満濃本誌佐
々木
枠番馬番馬名性齢重量騎手名ダ入着回数
     1  1マコトライデン  牡6 57福永 祐一4・0・1・2
       2ストーンステッパー牡7 57橋本 広喜7・2・2・7
    2 3バトルライン   牝7 57藤田 伸二9・5・4・6
×  ×   4メイショウモトナリ牡6 57安田 康彦6・1・2・5
      3  5ミスタートウジン 牡1457中舘 英二11・9・9・38
×  ×  6マチカネワラウカド牡6 57高橋  亮6・1・6・7
    4  7キョウエイマーチ 牡6 55秋山真一郎2・0・0・0
      8ビッグサンデー  牡6 57蛯名 正義0・0・0・0
    × 5  9メイセイオペラ  牡6 57菅原  勲16・2・2・4
  10タイキシャーロック牡8 57横山 典弘10・4・2・6
   6 11ワシントンカラー 牡6 57柴田 義臣5・2・0・3
×× 12エムアイブラン  牡8 57武   豊11・11・6・14
  7 13オースミジェット 牡6 57四位 洋文5・5・3・1
   ×  14テセウスフリーゼ 牝8 57的場  均6・7・1・8
 ×    8 15シャドウクリーク セ7 57岡部 幸雄4・3・2・3
      16ドージマムテキ  牡1057サンダース0・0・0・2
くわしくは主催者発表のものでご確認ください。


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Produced By 佐々木敏守(#1) E-Mail:Chara-Super!
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