佐々木敏守のG1競馬モーニング 平成11年7月9日(金) 発行人:モーニングプロダクション
G1競馬モーニング 第40回
宝塚記念


タイトル

私が佐々木です 皆さんご無沙汰しています。春のG1シリーズも
いよいよこの宝塚記念をもってラストとなりました。
本当に長い間、みんなありがとね。俺もいろいろ疲
れてきたわ。ひょっとしたらこの予想で俺と会うの
も最後になるかもしれんね・・・・。
 ま、そのことはまたにして、予想に入る前にまず、
現在までの俺の予想馬券回収率を整理してみよう。
レース名投資金額回収金額備考
桜花賞    ¥10,000¥0 
皐月賞    ¥10,000¥0 
天皇賞(春) ¥10,000¥17,200¥4,000購入
NHKマイルC¥10,000¥31,200¥2,000購入
高松宮記念  ¥10,000¥0 
オークス   ¥10,000¥56,800¥2,000購入
日本ダービー ¥10,000¥16,400¥2,000購入
安田記念   ¥10,000¥13,000¥2,000購入
収支¥80,000¥134,600プラス¥54,600
 えっへっへっへ。ちゃんとプラスになっているではないか。目標回収率200 %には及ばないが、なかなかの好成績やね。勝率も5割を超えており、やっと競 馬評論家の名に傷が付かなくて済んだ。この調子で最後も締めくくろう。  その最後の宝塚記念の予想だが、ちまたでも騒がれている2強対決で決まるの か?本来なら、この2強にエルコンドル、セイウン、ブライト、ジャスティス等、 古馬の強者が参戦してもっと燃えるレースになるはずやけどな。こんな時期にグ ランプリをやるJRAがボケやとしか考えられへんわ。もうちょっと考えなさい よ。まあ、ぼやいてもしゃあないけどな。グラスが出てきただけでも良しとしと こか。 トシさんの買い目  さて、その2強対決の中から、俺 はスペシャルウィークを本命に考え た。データ的に見ても、この馬が軸 を外すことは考えにくい。陣営も自 信満々で、もし負けることがあると したら、その相手はやはり、グラス ワンダーやろな。したがって、配当 的な魅力はないけど、軸はこの馬で しゃあないやろ。  対抗にはやはりグラスワンダー。 前走はちょっと取りこぼしたけど、気にせんでええやろ。潜在能力はスペシャルに 引けを取るまい。ただ、ここに来ての夏バテと、初コースという点がスペシャルと 比べたらマイナス材料。また、2強対決の場合はどちらかが崩れるケースが多く、 あえて、どっちかが飛ぶとすればこちらの方か?したがって、馬券はスペシャル、 グラスの1点勝負するか、元返しで、他馬とのヒモ荒れを狙うかどっちかでしょう ね。俺はとりあえず後者で勝負するつもりやけどな。
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 そのヒモ荒れ1番手はオースミブライト。4歳馬で古 馬との比較がし難いが、53Kで出走できるのは魅力。 ちょっと地味な馬だが、一応この春のクラシックをにぎ わした功績は認める。鞍乗蛯名がうまく乗れば、2着は 確保できるかも。  あと古馬陣営から、ステイゴールドキングヘイロー。ステイは言わずと知れた G1銀メダリスト。いつもG1になると2着に来よる。今回もこのレースに照準を 絞っており、またまたというケースも考えられる。この馬は使い詰めた方がよく、 夏にも強い。熊沢も一発狙っとるで。ヘイローは前走安田記念で11着の惨敗。一 体どうしたんや?。敗因はレース前の入れ込みやと思う。ダービーの時もそうやっ た。それさえなければきっと好勝負できるだけの能力はある。阪神の2,200m も2着の実績があり、折り合いさえつけば、人気の落としたこのレースで高配をも って来るで。  さらに押さえに、馬場が渋ったときのスエヒロコマンダ−ローゼンカバリー。 共に道悪巧者で、他馬が馬場に苦しむと2着のチャンスが出てくる。特にスエヒロ は上り馬で、近走の成績は大威張りできる。鞍乗も藤田で一発の魅力十分。母のよ うにアッと言うレースをしてくれるかも。  まあ、本来は強い馬が順当に勝つのがベスト。スペシャルとグラスが、直線で一 騎打ちとなることをファンも願っている。だから、馬券は二の次に考えようね。
鳥肌が立つような、歴史的なレース期待してるよ。
阪神 3回第8日 11R本誌の見解=軸堅し
第40回宝塚記念(G1)
平成11年7月11日(日)発走15:40 サラ系4歳上 オープン 定量 芝2200m
   武田   福田   満濃本誌佐
々木
枠番馬番馬名性齢重量騎手名芝入着回数
×× 1  1ステイゴールド  牡6 58熊沢 3・9・6・9
     2 2ヒコーキグモ   牡6 58安藤勝2・1・2・7
   3  3オースミブライト 牡4 53蛯名 3・1・2・3
× 4  4スエヒロコマンダー牝5 58藤田 6・6・7・12
  5  5グラスワンダー  牡5 58的場 6・1・0・2
×     6インターフラッグ 牡7 58河内 7・4・1・19
 ×   6  7マチカネフクキタル牡6 58佐藤哲5・4・0・7
      8スターレセプションセ8 58幸  5・4・3・32
 7  9スペシャルウィーク牡5 58武豊 8・2・2・0
 × 10キングヘイロー  牡5 58柴田善5・3・2・4
  ×× 8 11ローゼンカバリー 牡7 58菊沢徳7・2・5・15
×    12ニシノダイオー  牡8 58村本 6・3・7・33
くわしくは主催者発表のものでご確認ください。

競艇担当:ピーピピヒュー
 4コーナーを廻った瞬間、2強の競り合い必至。盤石の体勢、グラスワンダーに軍配?
鳴尾記念Vのスエヒロコマンダーがヒモ穴。[馬連]5=9、4−5、5−10

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