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2000年6月2日(金) 発行所: モーニングプロダクション 佐々木敏守オフィス Since 1997/02/04 |
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いよいよ春のG1シリーズも残り2レースとなった。俺の成績 はと言うと、『サッパリ』の一言。ほんま悪循環やわ。ここまで 落ち込んだら、落ち込みついでに最後まで高配狙いに徹しよう。 中途半端な予想はやめて一発狙いで勝負に出るで。ちょうどその お誂え向きに今週は、波乱含み漂う『安田記念』。ここ5年間は すべて1番人気馬が連に絡んでいるが今年はどうか?俺の結論は、 絶対的な存在がいない今年はやはり荒れると考えるのが妥当な判 断やと思う。メンバー構成を見ても、10頭ぐらいの馬は連に絡 んでもおかしくないと思うし、となればどの馬からでも買えるん ちゃうかな。また、いつも言ってるけど東京のマイルは2000m をこなせるような馬じゃないと勝ちきるのは難しい。その辺を考えても荒れる要素十分やな。また例年、 京王SCをステップとして出走してくる馬たちが功績を残している。これも重要なファクターやろ。今 年はその京王SCから7頭が出走。その中から軸馬を決めて他馬へ流す。これが最も順当な考え方やろ な。問題は軸馬やろけど・・・。そのあたりを統合して、今回俺は本命にウメノファイバーを抜擢した。 前走京王SCでは勝ち馬からコンマ3秒差の4着。4角で不利がなければ2着はあったはず。また休み 明け、勝ち馬との斤量差を考えれば今回は十分逆転可能や。東京マイルもベストの条件やと思うし、何 より春の最大目標がこの安田記念ちゅうねんから心強いわ。さらに鞍乗があの後藤や。やっと本命打て るような馬に乗ってきた。NHKマイルではわずか9cmの差で初G1制覇を逃したが、今回は十分チ ャンスあるで。あとは良馬場で競馬できることを望むだけで、雨さえ降らなければ必ずや外から高配も って飛んでくるで。 対抗にはUAEから参戦のディクタット。まだまだわからない部分も多いが、休み明けを叩いて前走 からの上積みは必至。東京にも慣れて怖い1頭になりそうや。 単穴には京王SCの勝ち馬スティンガー。ほんと前走は強い勝ち方やった。鞍乗豊の手腕も大きかっ たと思うが、やはり能力は相当なもの。今回あんな乗り方が再度できるかどうか疑問だが、あっさりと いうケースも十二分にある。本命にしたウメノもそうだが、5歳牝馬のレベルは高く、今回でどっちが 上かはっきりするやろ。 4番手には安定感抜群のブラックホーク。鞍乗の横典は距離は大丈夫と言っていたが、やはり俺には 少し長いと思う。ただし、確実に上位にくる堅実さは他馬にはないもので、今回も必ずゴール前100m までは先頭やろ。問題はその先やな。おそらくこの馬が1番人気になるような気がするが、ワイド対象 にとどめるのが俺の評価や。 あと押さえに、前走で復調気配を感じたシンボリインディと唯一の4歳馬で果敢に挑戦してきたNH Kマイルカップの覇者イーグルカフェ。そして最後に本当に強いのか弱いのか、走ってみなければわか らないキングヘイローに注まで。いずれにしても、馬券はウメノの一発を期待して手広く流しますわ。 後藤よ、ここで来んかったらあんたの馬券はしばらく買わんで。 |