|
2000年6月23日(金) 発行所: モーニングプロダクション 佐々木敏守オフィス Since 1997/02/04 |
的中した?予想結果 『ターフの魂』 新世紀のキャラクター王 佐々木敏守写真集 佐々木敏守オフィシャル ファンクラブ 佐々木敏守激闘の歴史 バックナンバー | |
---|---|---|
さあ、いよいよ春の最後を飾る『宝塚記念』のスタートや。こ れでしばらくG1ファンファ−レを聞くことがなくなると思うと、 ちょっと寂しい気がするね。また、同様に俺の春の成績もほんと さびいしもんやわ。ちょっと穴狙いに徹しすぎて、最悪のパター ンにはいってるわ。最後ぐらい、配当は別にしてバシッと決めな あかんね。 さてその宝塚記念、当てにいくためにはやはりこの馬が本命や ろ。そうテイエムオペラオーや。今年に入ってからのこの馬の快 進撃、ほんと強なったな。2月の京都記念。3月の阪神大賞典。 そして4月の天皇賞と横綱を彷彿させる勝ち方。今のところ敵な しの感じや。また、2200m〜2000mの距離4戦4勝。さらに阪神コース3戦3勝と全くの不安 がない。馬場が渋ってもこの馬にはプラスになりそうで、いや、馬場が渋って時計がかかる方がなお信 頼度が増すんちゃうか。唯一の不安点は天皇賞の激戦の疲れだけだが、それも今週の追い切りを見る限 り、完全に回復している。鞍乗の和田も今回はジョ−クが出るほど余裕のコメントを残しており、自信 満々。完全にオペラオーを手の内に入れたみたいや。これだけ条件がそろえば、本命打たざるえないや ろ。連軸としての信頼は限りなく高いで。 対抗には素直にグラスワンダー。今年3走目で復調の兆しが見られるようだが、本当にあの強いグラ スが戻ってくるのか?良いときのグラスは、必ず最終追い切りで11秒台が出るのだが、今回は12秒 フラット。これをどう判断するか?確かに前回と比べれば動きはよくなっているように見えるが・・・。 しかし、昨年あのスペシャルウイークをこの宝塚記念で子供扱いにしたほどの馬。底力は計り知れない ものがある。オペラオーとの一騎打ちになれば昨年の再現も。このレースに勝てば凱旋門賞へとのプラ ンもあるようで、何とかもう一花咲かしてほしいね。怪物復活に期待を込めた対抗評価や。 3番手にはなんとも不気味なマチカネキンノホシ。ここへ来て完全に素質が本格化した。穴人気しそ うな感もあるがオッズに関係なく押さえておく必要はあるで。藤沢のおっさんも、強気のコメントを残 しており(いつもあのおっさんのコメントには騙されるけど・・・)、叩き2走目で一発あるならこの 馬やろ。 4番手にはやっと重賞制覇を成し遂げたステイゴールド。豊もあんなにあっさり勝ったら熊沢が可愛 そうやんか。今回も安勝に乗り変わってるしな。でもそれがまた、良い方に出そうな気もするけどね。 あの勝った目黒記念の後、豊が言っとたわ。「あの馬ほんと強いですよ」この言葉をどうとるかは、み なさんの判断に任せましょう。 あと押さえにその豊が期待しているラスカルスズカと阪神コースが得意のメイショウオウドウ。ラス カルは夏負けの兆候が見られるというのと馬場が渋ったときがどうか?この疑問が残ったのであえて押 さえ評価にとどめた。またオウドウは前走7着に惨敗しているのが気にはなるが、おそらくこれは馬体 重の減が原因と俺は見ているので、460k台に回復していれば買いやね。 最後に展開の利が見込めそうなジョービッグバンに注。 いづれにしても、オペラオーとグラスの両方が連に絡まない可能性は限りなく低いと思うので、穴党 の人でもあまり冒険せん方がええような気がしますけどね。 オペラオー、天皇賞馬の名に恥じないようなレースしてくれよ。 この宝塚記念をもちましてG1の予想コラムはしばらくお休みしますが、日曜メインレースの 予想は引き続きこのコーナーで続けていきますので、これに懲りずにアクセスしてね。 |