本紙:佐々木敏守(フリーライター)、予想:木屋楽太(競艇)、シスターHIROMI、ペキン山極 |
2001年 2月16日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1997/02/04 |
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さあ、いよいよ21世紀最初のG1が始まるよ。春のG1シリ ーズは今週を皮切りに、6月24日の宝塚記念までちょうど10 戦が組み込まれている。これを何とか勝率5割、回収率150% 目指して頑張っていきたい。毎週予想しているG2.G3では結 構好成績を納めている俺だが、ことG1になると狙いすぎが悪循 環をよび、どうもパッとしない結果に終わってしまう。的中率重 視か回収率重視か難しいところやけどな。まあ、今年一年も何と かご期待に添えるようにがんばりますので、どんどんアクセスし てきてね。 さて、今週はその21世紀最初のG1『フェブラリーステーク ス』。ダート戦線は各馬の力が拮抗してるの非常におもしろいね。ほんと予想の仕甲斐がありまんな。 その激戦の中から俺はウイングアローを三度本命に抜擢する。4歳時から将来のダート王はこの馬と決 めつけていたので、昨年から始まったダートG1でも全てこの馬を本命にした。過去2回のG1では2 度とも4番人気と実力があるにもかかわらず人気がでないこの馬。いつも高配を生み出している。そし て今回こそは1番人気と思いきや、朝グリーンチャンネルつけてみるとなんと!前売りオッズでは2番 人気や。馬連もおいしい馬券が転がっており、なら素直にこの実力ナンバーワンダートホースで勝負す ることに決めた。休み明けの成績がイマイチなので人気を落としているやろうけど、3ヶ月間くらいで は休養のうちに入らんと思うで。実際にはもう少し距離が長い方が良いと思うが、マイルも5戦4連対 で3着以下はなしとほぼ完璧。何より東京コースで負けなしと言うのが心強い。そして鞍上が信頼度ナ ンバーワンの岡部。ここ3戦、彼が手綱をとっており戦い方も熟知しているはず。あとは展開が味方す るかどうかだけやけど、この馬思ったより自在性があり、単なる追い込み馬ではないことを頭に入れと かんとえらい目にあうで。おそらく昨年の様に直線外から飛んでくるで。勝ってドバイへ向かいましょ う。 対抗にはサンフォードシチー。実は昨日の夜も北新地で話しとったんやけど、今朝起きるまではこの 馬を本命にするつもりやった。しかし、前売りオッズで単勝・馬連関係がダントツの1番人気になっと るやんけ。3番人気ぐらいにはなると思ってはいたが、ここまで人気するとは正直予想してなかった。 俺の性格からしてこれでは馬券は買えないので、実力は認めるが対抗評価に落とした。しかし、オッズ が語るように本当にこの馬は強くなったと思う。ここを照準に調整してきたのも好感が持てるし、何せ この馬、東京コース5戦5連対、マイル2戦2勝、さらに持ち時計優秀と死角らしき死角が見あたらな い。あえて探すならやっぱ騎手かな。G1の舞台に村山ではちょっと地味な感じがするわ。この舞台で 人気を背負って平常通りの騎乗ができるか。そのあたりがちょっと気がかりやな。しかし本命党の方に は連軸馬としてこの馬からの馬券を勧めますな。 3.4番手評価には一度叩かれた効果歴然で、今週の動きがすばらしかった昨年の2着馬ゴールドテ ィアラとペリエ騎乗で勢いを感じるサウスポーのノボトゥルーをそれぞれ単穴、連候補に。 穴には、前で競馬する展開が有利に働きそうなノボジャック、アローセプテンバー、マンボツイスト の3頭を高配の使者として押さえで夢を見る。 あとは豊騎乗のトゥザヴィクトリーが気にはなるが、やはり餅は餅屋でいきなりの初ダートG1では ちょっと厳しいと判断してノーマークとした。 結局今年も素直な予想ができずオッズに左右されてしまいそうやけど、やっぱ宝くじと同じく馬券で 夢を買わんとね。ねえみんな、納得してくれる? (佐々木敏守=競馬評論家・フリーライター) シチーよ、素直に勝ったらあきまへんで! |