本紙:佐々木敏守(フリーライター)、予想:木屋楽太(競艇)、シスターHIROMI、ペキン山極 |
2001年 3月23日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1997/02/04 |
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さあ、いよいよ今週から待ちに待った春のG1シリーズが始まる で。今年に入ってからは2月のフェブラリーSに続いての第2弾だ が、春らしくなってからは今回が初めて。やっぱ競馬は気候のいい 時にやる方が気持ちも盛り上がるわ。6月24日の宝塚記念までの 残り9戦、またみんなと一緒に楽しむで。前回行われた今年第一弾 のフェブラリーSは何とか3番手フォーカスがひっかかり2130 円をゲット。さい先良いG1のスタートが切れた。この勢いを今回 も持続させたいのだが・・・。実を言うと2月の競馬収支は恐ろし く絶好調やったのに、3月に入った途端に絶不調に急降下。全くと 言ってかすりもしなくなった。いまだにその傾向が続いており、今 回もちょっと自分自身が不安な気持ちで一杯や。このレースをきっかけに何とかスランプを脱出したいん やけどね。あまり考えんと予想するのがスランプ脱出の鍵かな。 さて、前置きはこの辺にして、今週は短距離の強者が揃う『高松宮記念』。3強決戦と言われているが 果たしてどうか?でも俺もやっぱ3強と他馬との間に差があると思うわ。メンバー的にはなんかGⅡぽい もんね。みんなもそう思わん?その中から俺は初志貫徹でダイタクヤマトを本命にする。枠順が決まった ときには『あちゃ〜』と思ったけど、今更変えれるかい!このまま突っ走るで。枠順、展開、コース実績 とどれをとっても不安材料ばかりだが、充実してきた今なら全部克服してくれると信じてるよ。なんせヘ リオスの血を受け継いでるんやから。江田照がうまく乗ってくれれば大丈夫や。 対抗にはおそらくこれが一番人気のトロットスター。3連勝で一躍G1候補生にのし上がってきた。中 京の相性もええし確実に切れる脚もある。そして鞍上が蛯名とくれば死角らしきものが見あたらない。た だ、俺の大嫌いな1番人気になったことと中間2週間ほど楽させたことを無理やり理由にして対抗評価に 落としたった。でもほんと強いよ。怖すぎる1頭や。 単穴には3強に割ってはいるとすればこの馬と思っているユーワファルコン。昨年のスプリンターズS では初のG1挑戦でヤマトから差のない6着。潜在能力の高さを見せつけた。中京コースも大の得意でス ピードで押し切ってしまう可能性も十分に考えられる。配当的にも結構おいしいんちゃうかな。 あと4番手には最近いつもあと一歩のブラックホーク。一昨年は王者の貫禄さえも漂っていたが近走は 2着続き。ここらで意地を見せつけるか?馬もまだまだ衰えている様子はなく連軸としては3強の中で最 も有力かもね。ただ、最近ちょっとずぶくなってるからね。でもやっぱこの馬も怖いな。 あと押さえにビハインドザマスクとワシントンカラー。マスクの切れ味はトロットより上とちゃうやろ か?長期休養明けは割引だが、ポン掛けするタイプだし、展開がはまれば勝ってもおかしくないよ。ワシ ントンは3年前の2着馬。このところ復調気配が漂うだけに『あっ』と言わせるかも。最後に叩き3走目 のシンボリスウォードの粘りに注。 (佐々木敏守=競馬評論家・フリーライター) ダイタクよヤマト魂見せてくれ! |