本紙:佐々木敏守(フリーライター)、予想:木屋楽太(競艇)、シスターHIROMI、ペキン山極 |
2001年 4月 6日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1997/02/04 |
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オペラオーとうとう負けてしまったな〜。やはりカイ食いの悪 さが影響したんやろ。個人的には、勝ったアンカツ騎乗のトーホ ウドリームから遊びで3点買ったら、な・なんと後はご存じのと おり。久々の大きい馬券をゲットすることが出来て満足してまー す。この調子で今週もがんばって予想してみるよ。 さてその今週は牝馬クラシック第一弾『桜花賞』。オペラオー と同じテイエム軍団からまた強い牝馬が出現した。テイエムオー シャンや。春初戦であればオペラオーと同じ不安を抱えての出走 となるやろうけど、一度叩かれた前走のチューリップ賞があの勝 ち方ではまず心配いらんのとちゃうやろか。現時点では他馬との 完成度が違う。よほどのアクシデントがない限りは間違いなく連には絡むよ。当然断然の一番人気にな るけど、逆らう勇気が沸かんもんね。オペラオーのように競馬は何が起こるかわからんけど、本紙の予 想屋として現時点ではこの馬に本命打つのがやっぱ順当やろな。ただし、『テイエム軍団崩れ去る』と して馬券は高配を期待してタテ目も買うけどね。 そのタテ目一番手の対抗にダイワルージュ。ほんとは思い切ってこの馬を本命にしようかとも思って たんやけどな。勇気がなかったよ。ただし、あの冷静な上原調教師が『勝てる』のコメント。相当自信 あるんちゃうやろか。休み明けの前走アネモネSでもしぶとい競馬でキッチリ結果を出したし、絞れた ここはさらに急上昇やな。血統的にもサンデーにあのスカーレットブーケと文句なし。桜花賞馬になっ ても恥ずかしくないだけの背景は兼ね備えているよ。長距離輸送も問題なく打倒オーシャンの一番手は やっぱりこれや。 単穴には今回が狙い目のフローラルグリーン。おそらく順調さを欠いた分だけ今回の人気は下がるや ろ。そこが狙い目や!。本来なら打倒オーシャンの筆頭になってもおかしくない逸材のはず。さらに未 だ底を見せていないのも魅力でオーシャンとの格付けも済んでいない。何とか格好つけてくれへんやろ か。 あと連候補1番手にはポイントフラッグ。勝ち味には欠けるが堅実なのは魅力。ただ前走オーシャン との着差はあまりにも致命的で逆転まではちょっと難しいやろ。無欲に2番手争いをすれば連の可能性 はあるけどね。 さらに配当的な妙味で俺は未だ見限っていないフィールドサンデーとようやく復調気配がでてきたリ キセレナードを押さえに。フィールドの前走は出遅れが全てで、密かに期待しているんやけどな。また リキは小倉3歳Sの勝ち馬で、俺が新聞原稿を書きだして初めて的中してくれた思いでの馬や。何とか 食らいついていってほしいね。最後にネームヴァリューに注。こんなに弱い馬じゃなかったはずやけど な? (佐々木敏守=競馬評論家・フリーライター) オーシャンにしてみれば桜はオークスのステップレースや! |