本紙:佐々木敏守(フリーライター)、予想:木屋楽太(競艇)、シスターHIROMI、ペキン山極 |
2001年 5月25日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1997/02/04 |
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テイエムオーシャンもう一歩及ばずやったな〜。最後は未だ伸 びていただけに勿体ないことしたよ。あれは完全な本田のミスや! もう少し早めに動いていれば、もっときわどいレースできてたは ずやけどね。俺のPS2のギャロップレーサー5貸したるから、 もうちょっと勉強してほしいな。でも思ってた通り、距離の壁は なかった。これからの中距離以上のレースでも何とかがんばれる んとちゃうかな。 さて今週はいよいよ競馬の祭典『日本ダービー』や。三冠濃厚 とみられていたあのタキオンの故障により何となくおもしろくな ってきた今年のダービー。また、初の外国産馬の解放でいきなり 現れた大物クロフネが、今年当初から狙いを定めていたこのダービーでどんな競馬をするのかなど、 何かと興味のあるレースやな。そこで俺の本命はズバリジャングルポケット。タキオンが無事に出走 していても俺はこの馬に本命を打つつもりやった。とにかく他馬と比べてスケールの大きさが違う。 前走皐月賞は3着と不本意な結果だが、敗因はスタートでのつまずきとハッキリとしている。現に3 走前の暮れのラジオたんぱ杯ではまったく仕上げっていなかったにもかかわらず、クロフネを子供扱 いにしたことはみんな知ってるよな。確かにクロフネも完全ではなかったと思うが、一瞬にして抜き 去ったあの脚はクロフネの比じゃないわ。おそらく陣営はあの時点から皐月よりもダービーと狙いを 定めたに違いないな。またトニービン産駒はこの府中2400mが一番合っていると思うし、この馬 も例外ではないやろ。したがって、距離が伸びた今回が最も真価を発揮する舞台になると思うし、ど う考えてもこの馬が栄冠に最も近いと思うね。 対抗にはクロフネでもダンツでも未知の魅力に期待して、テンザンセイザを抜擢した。出世は少し 遅れたが、それはダートを使っていたためでここへ来ての上昇気流は魅力十分。前走京都新聞杯は圧 巻で本来の力が出てきたと思う。決してフロックではないやろ。この馬も先のジャングル同様トニー ビン産駒で、コース相性はバッチリ。トニービン丼なら結構おいしいかもよ。ただ前回も言ったが、 鞍上四位の府中2400mに相性が心配。見ているといつも少し仕掛けが遅いように思えんねんけど な〜。今回もおそらくそんなにペースは上がらないと思うんで、いつもより10m手前で動いてくれ れば結構好勝負になるはずやで。 3番手には一応敬意を表して今回のもう一頭の主役クロフネ。もし、あっさりとジャングルが敗れ るならやっぱこの馬か?ただ俺はマイルカップの時も言ったが、本当にそれだけ強いとは思えないね んけどな。マイルカップを勝ったといっても相手が薄すぎる。陣営も青葉賞より確実に権利が取れそ うなこっちを選んだって言ってたしな。また、豊もこの間『距離がちょっと長いかも・・』と微妙な 発言しよったね。俺もグリーンチャンネル見とって『やっぱり』って思ったよ。俺も同感でこの馬は やはり2000mがベストちゃう?また、前走からのローテーションも気になるしな。中2週で一気 に800mに距離延長は馬もとまどうやろ。JRAもどうせ外国産馬を出させてあげるなら、もうち ょっと考えてあげればええのにね。そう考えれば結構不安要素を抱えてる感じがするけどな。まあし かし、そこを何とかするのが豊かやし、また何とかしてしまうのも豊や。あっさり勝たれたら素直に 降参しますわ。 あと陣営の手応え十分のダンツフレーム、長く言い脚を使うシンコウカリドの皐月賞上位馬と青葉 賞2着馬で最後の脚が際立っていたプレシャスソングを押さえで。また3年前の2着馬ボールドエン ペラーとだぶるダービーレグノに大穴の期待を込めて注。 (本紙:佐々木敏守=フリーライター) そんなに易々と外国馬に歴史変えられたらアカンよ。 |