本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドルライター)、ペキン山極、シスターHIROMI(保険)、西口舞裸 |
2001年 9月28日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1997/02/04 |
|
---|
さあ今年もいよいよ秋のG1シリーズがやってきたな。春の戦 績は5勝6敗とまずまずの成績。今年は何とか年間勝率5割を達 成したいね。しばらくの間このG1シリーズが続きますが、愛想 尽かさずにこのトシさんとお付き合いしてね。 さてその第1弾は短距離王を決定する『スプリンターズステー クス』。昨年は馬連25,700円の大波乱となったこのレース。今年 はどうか?以前は堅いレースで有名やったのに、昨年の結果でな んか荒れそうな感じもしてくるよな。と言ってもここ10年で1, 2番人気のどちらかが連には絡んでるんやから、軸は実力通りで 決まるちゅう事やな。そこで俺は昨年の覇者ダイタクヤマトに2 連覇の夢をかけた。前走のセントウルSでは太め残りも何もその上がり34.3の脚でキッチリと2着に突 っ込んできた。さすがは昨年の短距離王や!。今回は一度使われてキッチリと絞れてくるだろうし、そ うなればこのメンバーでは実力が1枚も2枚も上や。すでに7歳馬だが一向に衰える気配がないし、極 めつけの晩成タイプやな。父は気性難で周りを困らせたがそんな心配もなく、中山コースも3戦3勝と 相性の良さも後押する。どの角度から見ても不安は見えんわ。間違いなくここでは勝ち負けしてくる。 対抗には鞍上ミッキーの勢いとリズムを勝ってブレイクタイム。休み明けになるが、体は十分出来て いる。気のいい馬だしそれなりのいい状態で競馬出来るやろ。なんと言っても2週連続重賞Vのミッキ ーがええわ。大舞台に勝つにはこういった事が必要になってくるし、やはり豊のいない関西ではトップ クラス。何かしてくれそうな気がするわ。とにかく安田記念2着馬に恥じないレースをしてほしいよな。 3番手には2枠に入って展開が微妙になってきた重賞2連勝中のメジロダーリング。この枠だととり あえずハナにたつしかしゃあないやろし、スピードのある馬なんで外からかぶせられることはないと思 うが、何せこのレースは逃げ切って勝った馬が過去にはいないのよ。あのハナ差勝負で泣いたエイシン ワシントンの2着が最高と言う、逃げ馬にとってはあまり喜ばしくないデータや。ではこの馬がエイシ ンほどの馬なのか?ちゅうとやっぱ疑問があるねんな。ただ、今週の追い切りを見る限る抜群の反応で 力強ささえ感じるし、今回のメンバーと今の出来を考えれば、ひょっとしたら最後に粘りきってしまう かも知れんよ。 あと押さえに前評判の高いゼンノエルシド。そんなに強いんかな〜?。以前からG1級と騒がれてい るが、初距離だしいきなりはどうかな?でも藤沢さんがかなり自信もってるみたいやしな。確かに前走 の勝ち方は凄まじかったし、ここでも同じレースが出来ればあっさり勝たれてもしゃあないけどな。 穴には前走セントウルSで思った以上に力を出し切ったテネシーガールと今週の追い切りですばらし い動きを見せたジョンカラノテガミを推奨するね。(佐々木敏守=フリーライター) 何事も最初が肝心! がんばりまっしょい。 |