本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドルライター)、ペキン山極、hiromi、パクラーレン西口 |
2002年4月5日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1997/02/04 |
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いや〜、やっとG1が始まった気がするね。そしていよいよ競 馬のゴールデン週間がやってきたっていう感じ。みなさんも同じ 気持ちじゃないですか?今週から4歳クラシック、長短距離古馬 最強戦、園田重賞等、見所いっぱいの約2ヶ月間となりそうで、 俺も気合い入れて予想せなあきまへんな。 さて今週はその牝馬クラシック第1弾『桜花賞』。いや桜乱賞 か?昨年のテイエムオーシャンのような抜けた馬が存在しない今 年は超混戦ムード。いきなりから難解なレースやな。おそらくこ のメンバーで10戦すれば10戦とも勝ち馬が違う様な気がする よ。展開、枠順一つで1秒差の中に10頭ぐらいがひしめきあっ ている。そんなレースになりそうやね。それならば、あえて人気馬に印を打つ必要もなく、思いきって 穴狙いに徹した方が楽しみが増えるちゅうもんや。そこで俺はチャペルコンサートを本命に抜擢した。 前走チューリップ賞は勝ち馬と半馬身差の3着。格付けが決まったと思われているのか、今回は全く人 気なさそうやな?。しかし、あの前残りの展開でしぶとく3着に追い込んできた事は評価でき、今回の ようなハイペース必至の展開で真の力が発揮できる。今週の追い切りも『今までで一番』と言わせるほ どの動きで、あとはレース当日まで落ち着いてさえいれば、間違いなく上位争いに食い込めるはず。乱 れ桜を高配で締めくくるのにふさわしい女王やで。 対抗には安定感抜群のオースミコスモ。休み明けの前走チューリップ賞もキッチリと2着は確保。一 度叩かれた効果は大きく、今回も十分勝ち負け出来そう。何より確実に前で競馬できるのが強みで、ど んな展開になっても最後はキッチリと帳尻を合わせられる。気になる雨の方も対応できそうで、連軸に もってくるのにはこの馬が最適やろな。 単穴にはデムーロ騎乗のヘルスウォール。この馬は昨年の阪神ジュベナイルFで本命を打った馬。前 走は展開にも助けられての勝利と評判はあまり高くないようだが、俺は結構この馬は強いと思ってるよ。 控えての競馬も出来るだろうし、うまく流れに乗れれば前走の再現があっても驚けない。 4番手には関東馬の穴っぽい一頭スマイルトゥモロー。ただいま連勝中で波に乗っている。馬込みも 平気で、混戦になれば一発あってもおかしくない。人気馬の死角になってひょっこと内から飛んで来る かもよ。 あと関東の大将格シャイニンルビー。鞍上岡部が今回出走中の3頭のお手馬から選んだのがこの馬。 おそらくこの馬が桜に一番近いと思ってのことやろ。個人的にはあまりこの馬が強いとは思わないが、 母のシャイニンレーサーは大好きな馬やった。それだけの理由で印を打っとくわ。 (佐々木敏守=競馬フリーライター) このレースがドンぴしゃに決まったら気持ちええやろな〜 |