本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2002)、パクラーレン西口 |
2002年6月20日(木)発行 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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春競馬もとうとうこの一戦で終わりですな。なんか物足りないな〜。個人的 にはやっと調子が上がってきたとこやねんけど、ちょっと残念やな。そうこう 言っとても仕方ないんで、最後はきちっと締めくくって春競馬のフィナーレを 飾りましょ。 さて今週は春のドリームレース「宝塚記念」。メンバー的には正直しょぼい な。ほんまGⅠなん?どう見てもGⅡやろ。人気馬がほとんど回避してせっか くのGⅠが台無しや。やっぱ、JRAもこの宝塚記念のあり方を今一度考え直 した方がええんちゃうの?こんなんでは競馬界がすたる一方やろ。新馬券投入 で少しは売り上げ上がるかも知れんが、やはりファンが期待しているのは強い 馬同士が駆け引きなしで力と力でぶつかり合って感動を呼ぶ、そんなレースが 見たいんやで。俺も毎年、この宝塚記念になると文句言ってるような気がする けど、みんなもそう思わん?ほんま頼みますわ。 まあ、ぼやいてばっかではしゃーないんで本題の予想にはいるけど、はっき り言って2強が抜けた存在やな。まあ、あえてみんなに言わんでもわかるよな。 それ以外は全て伏兵馬、そんなメンバー構成や。当然俺もどちらかに本命を打つが、今の出来と勢い、 そして前週の安田記念で高配の片棒を担いでくれたダンツフレームを本命に抜擢した。前回でも本命を つけたんで、2週続けての厚い印になるが、またまた期待に応えてくれると思うな。オレ的には今回の 距離は1ハロン長い気がするが、それは今の状態の良さでカバー出来るはず。また芝での勝ち鞍3勝は 全て阪神コースと相性も抜群。いつもGⅠではあと一歩のところで2着と惜しいレースが多いが、運さ え味方すればいつGⅠを勝ってもおかしくないはずやけどね。また惜しい2着というケースも十分考え られるが連軸としては最適な馬やで。 対抗には2強のもう片方エアシャカール。前走、前々走のGⅡでは2着続きの結果となっているが、 これは59kの斤量を背負っての結果と考えてもええやろ。今回は背負いなれた58kで十分な力を出 し切れると思うよ。以前ほど気性も荒くなくなって乗り難さも解消されているし、何と言ってもデザー モが鞍上というのが心強いよな。シャカ−ルの良さを100%引き出せる騎乗が出来れば逆転の可能性 大やで。 あと今の阪神の馬場状態を考えれば、やはり前に言った馬はなかなか止まらん。その辺を考慮してあ の2強の前で競馬するマチカネキンノホシが単穴。スンナリと走りさえすれば2強に迫るだけの実力は 兼ね備えているはずだが、連に絡むか大敗か極端な結果になるんちゃうかな。 さらにおそらくハナを切れるだろう3歳馬で果敢に挑戦してきたスピード抜群のローエングリン、一 皮むけた鞍上後藤に期待したいアクティブバイオ、前走シャカールを破って勢いに乗るツルマルボーイ あたりを押さえる。 (佐々木敏守=競馬フリーライター) GⅠらしい2頭のたたき合い見せてちょうだいや。 |