本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2002)、マイラー西口(ツバイ) |
2002年10月11日(金)発行 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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秋初戦のスプリンターズSのビリーヴはほんと強かったな。個人的な予想の方 も何とか○−◎で面目躍如。しかし、馬券の方はコジーンからビリーヴの馬単で ドカーンと勝負したんで結果はご承知の通り。もう少し馬場が悪くなると読んだ んやけどな〜。まあしかし予想のリズムは悪くないんでこの調子で今週も頑張り まっしょい!! さて今週は牝馬クラシックの最終戦「秋華賞」。例年混戦ムードのこのレース やけど、今年はちょっと様相が違うね。そう、みんなも知ってのとおりファイン モーションが現れたからや。暮れの阪神で鮮烈なデビューを飾ってから8ヶ月の 休養後、条件戦を難なく連勝で勝ち上がり、前走初重賞のローズSでも持ったま まで2着馬とコンマ5秒差。ほんまケタが違うわ。よっぽどのアクシデントがな い限りアッサリと勝つ確率は相当高いよ。他陣営もそろって『1頭強い馬がいる から・・・』と強気な勝負コメントは聞かれない。なかには『競馬は何が起こる かわからない』と少し色気のある陣営もいるようだが、本音は2着狙いに絞って いるような気がするけどね。京都2000m内回りコースは結構波乱的要素が含 めれているんやけど、この器用な馬に当てはまる感じはせんけどね。鞍上は世界の豊やし、単勝1倍台の 断トツ1番人気になっても逆らう気はせんよ。したがって問題は2着争い。ここからは何が来てもおかし くないメンバーやし、馬券的妙味はファイン軸の2.3着ヒモの3連複あたりが狙い目やろ。 そこで対抗にはチャペルコンサートを抜擢。オークス2着馬だが、休み明けの今回は何でか知らんけど 人気を落としている。ちょっと地味やからかな〜?。しかし今週の動きも抜群で休み明けでもキッチリと 仕上がっているよ。もともと使い詰めるより、少し間隔があいた方がこの馬にとっては理想やし、京都コ ースとの相性もバッチリや。豊のオフィシャルHPでもノーリーズン(豊騎乗)と併せたチャペルの状態 を『余計なことですが、本当にチャペルの具合が良さそうだなとうらやましくなりました』のコメント。 このコメント聞いたら買わずにいられません!ここは2着争いに徹して3連複圏内を確保してくれること を期待しよ。 3番手にはこれも思ったほど人気が上がらないシャイニンルビー。桜花賞、オークスはともに一番人気。 春は馬体重の変動に苦しめられたが、ここへ来てやっとカイ食いが良くなり馬体が安定してきた。となれ ばもともと力のある馬だし、大崩は考えられない。チャペルと同様、秋華賞に分が悪いサンデーがここで 親孝行するかも。 あとトライアルホースの汚名を返上したいオースミコスモ、ローズS組から成長著しいトシザダンサー しぶとい競馬が続くサクラヴィクトリアを押さえに。特にサクラ陣営は色気十分だが、この京都内回りコ ースがどうか?3.4コーナーで外へ振られるようなことがあると致命的やで。また俺はサクラ軍団が大 嫌いやから評価を落としとくよ。 (佐々木敏守:フリーライター【大阪日日新聞連載ほか】) ファインがどんな勝ち方するか!それに尽きるで。 |