本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2002)、マイラー西口(ツバイ) |
2002年11月22日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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さて、続いては『ジャパンC』。今年もパッとせん外国馬が集まったな〜。年 々小粒になっていくちゅう感じのの印象やな。この程度の相手なら今年もまた日 本馬が上位を独占するんちゃうやろか。 その日本馬の中から1番人気を背負うこととなろうシンボリクリスエスを本命 に推する。まあしゃあないやろ。マイナス材料があんまり見当たらんもんね。前 走天皇賞でも強者古馬を一喝。あの競馬は強かったな〜。今回は斤量も55kg と他馬に比べたら恵まれてるしね。鞍上も昨年のJCジョッキーペリエとくれば 連の軸としては最適やね。ここでアッサリ勝てるようならもう国内には敵はいな い。なら来年は海外へということになるわな。その海外へのステップとしての舞 台は完全に整ったよ。 対抗には前走よりも条件がよくなったナリタトップロード。距離が伸びて願っ てもない外枠と勝てる条件が揃ってきた。あとはやはり天気だけか?ターフを去 るまではここを含めてあと残すは有馬だけと、刻一刻とこの馬の雄志を見ること がなくなってくる。ちょっと寂しいね。何とか久々のG1勝利を挙げてほしいも んや。 3番手には昨年のJC馬ジャングルポケット。今回は7ヶ月ぶりの実戦と不安材料は残るが出来に関し ては万全の状態。能力、実績はともに上位2頭を上回るだけのモノがあるだけに侮れんわ。ただ休み明け は2着が2回と実績はあるが勝ちきるところまでいっていない。やはり少し反応が鈍くなる感じがすねん けどな。さらにこの馬は東京コースでは完璧な走りを見せるだけに、中山に変わった今回がどうかな?や はりトニービンの血がそうさせてるんやろうけどね。その辺を考えて今回は評価を下げたよ。 あと外国馬で面白そうなのが、デットーリ騎乗が魅力のファルブラヴと日本の芝に合いそうなサラファ ン。ともに今回人気がなさそうだし、ゴーラン、ブライトスカイといった何やわからんけど人気しそうな 両馬よりは配当的に魅力あるよ。同じリスクを抱えるのならハイリターンの方を選ぶよね。さらにこれも 人気を落とすようなら押さえておきたいノーリーズン。前走菊花賞ではよもやの落馬。1番人気を背負っ ていただけにちょっと残念な結果やったな。まともに走らせればクリスエスとの戦いを見てもそんなに差 はないやろ。『あっ』と驚かしてくれるかもね。 (佐々木敏守=競馬フリーライター<大阪日日新聞ほか>) 日本馬の連勝記録、止めたらアカンぜよ!! |