本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2003)、マイラー西口(ツバイ) |
2003年2月21日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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さあ、今年最初のG1が始まります。G1と言っても何かこの時 期のG1はパッとせんし、気合い乗りに欠けるわ。予想の方もこの ところはサッパリやし、気持ち的にもノリが悪いね。まあしかしこ の最初のG1がゲットできれば、ガラッと今後の予想展開も変わっ てくるだろうし、そう言う意味ではがんばらんとこのページにアク セスしてくれるみんなに失礼やわな。何とかさい先良いスタートを 切れるようにがんばって行きましょか!! さて、今週はその第一弾『フェブラリーステークス』。ダート戦 線は各馬の力が拮抗してるので非常におもしろいね。ほんと予想の 仕甲斐がありまんな。さらに昨年のジャパンカップダートの再戦模 様がこく、当時とどう着順が入れ替わるかも興味があるね。そう言った意味では結構おもろいメンバー が揃って、白熱した一戦が見られそうやな。ただ当日の馬場状態が気がかりで、降雨量次第でガラッと 着順が入れ替わるやろうから、ここは一応、良馬場前提で予想しておこう。そうなれば、その中から俺 はアドマイヤドンを本命に抜擢する。昨年のJCDでも本命を打って結果は惜しくも3着。しかし、今 回も同じく出走し一番人気になりそうなアリュール一頭に標的を定めて、勝ちに行った結果、最後は伏 兵に差され3着に終わった。あのレース内容を見て本当に一番強かったのはドンだと確信した。負けて 強しの印象やね。今回は鞍上藤田も同じ失敗を繰り返す事はないはずで、キッチリと最後は差しきるは ずやで。展開的にも差し馬有利になりそうなメンバー構成やし、あの時の借りをキチンと返してくれそ うや。最終目標は次走のドバイWCだと思うが、国内前哨戦のここで負けているようでは世界には通用 せんよ。おそらく今年のダート界を背負って立つだけの器は持ち合わせているはず。結果を出してその 名を知らしめよう。 対抗には意外と人気を落としそうなビワシンセイキ。前走平安Sの負けがそうさせているんやろうけ ど、力はそんなもんじゃないはず。折り合いさえスムーズならドンとの差は全く感じない。厩舎もドン と同じ松田厩舎。ドンで丼があっても驚けんで。 3番手にはJCDの勝ちが本物かどうか実証されるイーグルカフェ。俺は前走も印を打ったように間 違いなく本物だと思っている。もともとダートは走るはずで、そこへ騎手の腕が加わってあの結果にな っただけや。その時のデットーリが騎乗できないのは残念だが、今回も世界のデムーロを起用し、彼が うまく立ち回れば前走の再現もありえるよ。 あと穴では中山巧者のマイネルブライアンとディーエスサンダー、地力で巻き返しを期待したいプリ エミネンスあたりが連に絡めばホクホクやね。 今回一番人気になりそうな豊騎乗のゴールドアリュールは展開面で厳しそうなんで☆止まりにしてお くよ。まあ、これが来ても馬券的にはおもろないもんな (佐々木敏守=大阪日日新聞連載フリーライター) 幸先良いスタートきらしてちょうだいや! |