本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2003)、マイラー西口 |
2003年5月2日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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さあ今年もいよいよ春の天皇賞がやってきたね。『強い馬が勝つ !』の典型的なレース。3200mの長丁場は見応え十分でワクワ クするよな。その今年の天皇賞は、例年になく混戦ムード。G1馬 が2頭と少し寂しいメンバーとなったな。本来の俺ならば、こうい ったケースは人気薄からのハイリターンを目指すはずだが、今回に 限っては違う。いくら混戦といってもそこは天皇賞。わけのわから ん馬が来ることは考えにくい。さらにこの長丁場を乗りこなせるに はやはり騎手の腕も大きなポイント。そこらを考えるとやはり本命 馬は俺のマイホース、ダイタクバートラムしか考えられんわ。昨年 暮れにやっと条件戦を脱出しやっと本格化した。このところの4戦 は全て3000m以上のレースを使ってきており、成績も2.1.1と安定している。さらに鞍上は天皇 賞12戦9連対と抜群の成績を誇る武豊とくれば、死角はほとんどないと言ってもええやろな。おそらく ここでも大崩は考えにくく、連軸としてこの馬をお奨めするね。 対抗には一発の魅力十分なファストタテヤマ。京都コースが得意でキレだけならバートラムと遜色ない よ。特に今週の動きは今までにない豪快な動きで、追われてからの反応が抜群やった。幸い枠もロスなく 追走できる1番枠とこの馬にとっては好材料。あとはうまく展開が向けば、後方から一気に差し込んでく る可能性はあるよ。今回も人気はそれほどなく馬券的にも妙味ありや。 3番手には実績ではトップクラスのツルマルボーイ。休み明けの前走大阪杯では1頭だけ違う脚で大外 から突っ込んできた。一度叩かれた今回はかなり状態がアップしており、よーいドンの競馬なら当然上位 に食い込んでくるやろ。ただ個人的にはやはり心配が距離や。3200mを辛抱できるんかな?まあ、母 はあのツルマルガールで気立てがいい牝馬。この馬もそのいいところを受け継いでいるみたいだし、それ ほど折り合い面を気にする必要はないかもしれんけどね。 4番手にはその大阪杯を制したタガノマイバッハ。このところの充実ぶりには目を見張るものがあるね。 ここ2走の重賞制覇はダテではないよ。鞍上も100%馬の能力を引き出させるアンカツとくれば当然怖 い1頭や。ただ、この馬も折り合い面でどうかな?って感じはする。人気が落ちるようだと魅力があるん だが、今回はおそらく人気もするだろし、そうなればそれほど妙味があるとは思わんよ。もともと出生す るかどうかも決めかねてた訳だし、たまたまアンカツがコイントスの回避で空いたから、使ってきたんち ょうかな。そんな考えでこの天皇賞を制することができるか!って気持ちよ。まあ、ここを勝てば逆に末 恐ろしい馬ってな事になるんやけどな。ここがこの馬の正念場や! あと、ヒモでエリモシャルマン、トーホウシデン、トップコマンダーの人気薄3頭あたりが絡んでくれ ば馬券的におもしろいねんけどな。 (佐々木敏守=大阪日日新聞連載・フリーライター) 気がつけば、有力馬はダンスインザダークばっかりやわ。 |
本 紙 | 着 順 | 枠 番 | 馬 番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 |
1 | 6 | 11 | ヒシミラクル | 牡4 | 角田晃一 | |
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2 | 7 | 14 | サンライズジェガー | 牡5 | 後藤浩輝 | |
◎ | 3 | 6 | 12 | ダイタクバートラム | 牡5 | 武豊 |
枠連 6=7 | \1,370 | 馬単 11→14 | \31,770 |
馬連 11=14 | \16,490 | 3連複11=12=14 | \12,300 |
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