本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2003)、マイラー西口(ぷりぷり競馬) |
2003年6月6日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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先週のダービーは良いレースやったな〜。勝ったネオにはほんと頭が下がるわ。やっぱ強かってんな〜。レース展開、馬場状態などどういう状況でもあの馬には関係ないみたいやね。だてに5勝していた馬ではなかったちゅうことかな。何か宝塚記念に出走するような話もあるし、そうなれば今年の春のグランプリレースは相当熱くなることが期待出来るね。低迷する競馬界、いや、このパッとしない日本に夢を与えるためにもぜひそうなってほしいもんやな。一方俺の本命馬ゼブロイはほんと惜しかった。直線抜け出た位置取りの差で負けたようなもんだがこれも実力。しかしこの馬の力はこれで証明出来たし、おそらく秋にはあの現役最強馬クリスエスとの対戦があるはず。クリスエスに負けず劣らずの素質で、これからのJRAをまだまだ盛り上げてくれることを望んでるよ。 さて今週は古馬短距離王を決める「安田記念」。今年もなかなかの好メンバーが揃ったな。このレースは毎年言っているけど単なる短距離、特にスプリンターでは全く通用しない。やはりあの長い直線を走り切るにはそれなりのパワーも必要となるはず。俺は毎年1800m〜2000mを得意とする馬に照準を当てるんだが今年は少し違う。その東京1600mを最も得意とする馬がいるからや。そうテレグノシスや。東京1600mはNHKマイルカップを含め(2.1.0)とほぼ完璧。やはりトニービンの血がそうさせてるんやろ。なかなか勝てないレースが続いたが、前走京王杯SCでは59kの斤量を背負いながら、直線並ぶまもなく上がり33.6の脚で豪快に差しきった。今まで惨敗が続いていたが、特に体調を崩していたわけでもなく、やはりこの馬は馬場状態が全て。馬場さえよければあんな馬ではないはず。幸い今週は何とか雨も持ちそうだし、そうなれば前走の再現が蘇る。あと気になるのは大外枠がどうか?まあそのあたりは、鞍上も主戦勝浦に変わって先週ダービーを勝ってノリにのる世界のデムーロやし、上手く直線さばいてくれさえすれば必ずや好勝負できるよ。 対抗にはダンツフレームを抜擢する。俺の中では本命に限りなく近い対抗評価や。とにかくあらゆる距離に対応出来るマルチホースだが、その中でも1800m〜2000mがこの馬には最も適距離だと思う。ならば東京のマイルは十分に守備範囲、いやピッタリちゃうかな。前走新潟大賞典は実績の違いを見せつけアッサリと約一年ぶりの勝利。あの競馬は強かったわ。昨年は本命を打って結果はゴール前あのコジーンに差され2着と惜敗。その雪辱を期するためにも今年は一発狙っているよ。 3番手にはこのところの成長著しいローエングリン。おそらくこの馬が1番人気に指示されるだろうが、それも納得出来る。前走マイラーズCでは1分31.9のすばらしいレコードタイムで危なげない勝ち方。2番手で競馬出来たのも収穫で、あの展開になればこの馬はどこまでも粘れそうやな。昨年までは気性の悪さが出世を妨げていたが、それも影を潜めこのところは完全に本格化。東京コースで逃げ粘るのは至難の業だが、今回は内枠の馬場の良いところを通れるのでこの馬なら何とかするかもしれんわな。 あと、一度叩かれて上昇ムードのミレニアムバイオ、ここへきてやっと素質が開花してきたミスキャスト、鞍上デザーモの言葉を信用してタイキトレジャー、GⅠ馬の底力に期待してまだまだ見限ることの出来ない俺のマイホース、ビリーヴあたりを押さえに。 (佐々木敏守=大阪日日新聞連載・フリーライター) 2週連続でデムーロの好騎乗に乾杯しようや。 |
GⅠ第53回安田記念 平成15年6月8日(日)東京競馬場 第11レース |
本 紙 | 着 順 | 枠 番 | 馬 番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 |
1 | 2 | 3 | アグネスデジタル | 牡6 | 四位洋文 | |
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2 | 8 | 16 | アドマイヤマックス | 牡4 | 武豊 | |
▲ | 3 | 4 | 8 | ローエングリン | 牡4 | 後藤浩輝 |
枠連 2=8 | \1,070 | 馬単 3→16 | \22,100 |
馬連 3=16 | \10,890 | 3連複3=8=16 | \18,210 |
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