本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2003)、マイラー西口(ぷりぷり競馬) |
2003年10月3日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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みなさんご無沙汰。夏競馬の調子どうやった?俺個人的にはサッパリやったな〜。三連複の罠にはまって散々やったよ。素直に馬連、馬単にしとけば勝てるモノをわざわざ外してるようなもんや。最悪やね。でも一発万券当たれば気持ちいいもんな〜。小銭で楽しめるしね。でも、小銭も貯まれば大金になるからね〜。ほんとどうしようかな?来年からは三連単も出るみたいやし・・・。もうしばらく考えますわ。いずれにしても、偉そうなこと言ったところで馬連も当たらん奴が三連複当たるはずないわな。俺の言ってること間違ってる?まあ、そんな様々な思いの中、年末の有馬記念までのGⅠ12戦、俺と一緒に楽しみましょ。 さてその秋のGⅠ第一弾は究極のスプリント戦『スプリンターズステークス』。昨年は中山馬場改修の影響で新潟で行われたど、今年は通年の中山に戻ったね。春のスプリント実績馬がほとんど出走しておらずちょっと寂しいメンバー構成になったね。先週の神戸新聞杯の方がよっぽどGⅠらしいわ。まあ、その手薄なメンバーの中から俺の本命馬はやっぱビリーヴや。このメンバーなら仕方ないやろ。なんせ勝鞍10勝全てが1200m。さらにGⅠ2勝をを含む重賞4勝と完全に他馬を圧倒してる実績や。その上このレースが引退レースと来れば勝たせてあげるしかないやろ。今週も動きを見ても前走激戦の反動は全く見受けられず、有終の美を飾るのにふさわしい出来に仕上がってるよ。さらに俺のマイホースでもあるしね。中山コースで良績を残していない、ハイペースな展開になる等不安材料がないわけではないが、そこは鞍上アンカツが何とかしてくれるはず。アンカツに初のGⅠを取らせたのもこの馬ならば、最後にこの馬にGⅠをプレゼントするのもアンカツとシナリオは既に出来てるはずやで。 対抗、単穴には展開が向きそうなアドマイヤマックスとデュランダルの差し馬を抜擢。共に展開の助けが必要だが、前に行きたがる馬が多いこのメンバーなら間違いなく出番ありとみるな。特にビリーヴを標的にして追走するマックスの方が怖いね。鞍上もビリーヴに騎乗したことのあるユタカとくれば、何か仕掛けてきそうやな。ただし本質的にはマイラー血統やろうから、スプリントのペースにどれだけついていけるかが焦点になるね。しかし馬もある程度前走でその感触をつかんで上積みがあるはずだし、上手く流れに乗れればゴール前で逆転できる力は十分にあるよ。 一方デュランデルの方は休み明け前走で見せた上がり33.3秒の脚が魅力。陣営はかなり弱気なコメントを連発しているが、これはおそらく作戦やろ。前に行く陣営たちに、直線勝負に賭けるこの馬の存在を忘れさせるための手口やで。坂口さんがよくやる手だよ。前がやり合えばやり合うほど、この馬のゴボウ抜きが現実味をおびるね。 あと、斤量の差とは言え前走でビリーヴを負かしたテンシノキセキ。イマイチ伸び悩んでいるが自力は上位なアグネスソニック。叩き3走目で上手く先行出来れば前残りがあるかもしれないゴッドオブチャンスを押さえに。5戦5勝で未だ底を見せていないレディブロンドの実力は評価しても、いきなりのGⅠではやはり苦しいと見て今回は☆にとどめくよ。 (佐々木敏守=フリーライター。大阪日日新聞ほか連載) |
GⅠ第37回スプリンターズステークス 平成15年10月5日(日)中山競馬場 第11レース
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