本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2003)、マイラー西口(ぷりぷり競馬) |
2003年10月31日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
|
|
---|
「さすがアンカツ!!」完璧な騎乗やったな。そう先週の菊花賞のことやね。瞬発力勝負では分が悪いと、スタミナ勝負の展開に持ち込んだ好騎乗。アンカツならではのスーパープレーや。ザッツに一番合った乗り方をしたし、これしか勝てないと言う思い切った判断はさすがや。ほんと頭が下がるわ。一方、三冠のかかったユニヴァースは惜しくも3着。しかしデムーロがザッツを負かしに行った結果だし、これは攻められんやろ。欲を言えば何とか2着は死守してほしかったけどね。まぁ、大外から飛んできたのが直線だけで勝負を賭けたリンカーンだから仕方ないけどな。4着に敗れたロブロイはやはり俺が思ってたとおり、2400mまでの馬ちゃうかな。天皇賞、JCと歩んだ方が正解やったような気がするけどね。まぁ、強い馬であることには変わりないんで、今後の巻き返しに期待しよう。馬券の方も馬連は惜しくも逃したが、何とか○△◎の三連復で本紙の面目躍如。三連復だけならGⅠ3連勝やのにね。予想のリズムは悪くないんでこの調子で今週も決めたいね。 さて今週は古馬中距離の最高峰『天皇賞』。少し小粒な印象だが、なかなかのおもしろいメンバーが揃ったな。春の宝塚記念で完敗した古馬最強馬クリスエスが二連覇達成なるか!焦点はこのあたりかな?個人的には二連覇はないと思うねんけどね。とにかく入った枠が悪すぎる。東京2000mの大外はちょとね〜。それと休み明けがどうかな?過去10年の連対馬20頭を見てみても3ヶ月以上空いて連に絡んだ馬は全くいてないもんな。まぁ、今回に限っては過去と比べてメンバーが薄い分だけ連に絡む可能性はあるやろうけどね。しかしいつも言ってるけど、一番人気に不安があるならばあえて本命打つ必要はないよね。したがって今回は荒れる天皇賞を期待して穴っぽい予想で攻めてみよ。そこでオレは海外遠征でひとまわり大きくなったローエングリンに本命を打った。この秋の天皇賞は中距離実績とスピードを持ち合わせた馬でないと勝てないはずや。クリスエスに不安材料があって、この馬を除いた17頭を見渡してみると、最もそれに近い存在がこの馬って訳よ。遠征疲れが若干心配だが、今週の動きを見る限り大丈夫やろ。直線半ばで馬群に飲まれるって事にはならないと思うよ。距離の不安を重要視する声も聞こえるが、それは全く関係ないよ。必ずやゴール前20mまでは18頭の先頭を走ってるはずや。あとは海外で得た経験を活かして、自力でゴール板まで残ってくれることを祈っとくよ。 対抗にはこれも後方一気の一発を期待してファストタテヤマを抜擢。前走オールカマーでは2着を死守して何とか格好はつけてくれた。一度使われて出来に関しては文句なし。東京コースは合うはずやしね。あとはこの馬の展開になるかどうか?そうなればこのメンバーでもまとめて差しきれるはずや。この馬あたりが連に絡めばかんりおいしい配当期待出来るね。 3番手にはやはり敬意を評してシンボリクリスエス。懸念材料はあるがこの馬については今更言うことがないね。鞍上ペリエに任せとけばそれなりの競馬は100%するよ。あとは先にも述べたように大外、休み明けを克服さえすれば2連覇の偉業は達成出来るやろ。連争いには前走毎日王冠でプラス10キロにも関わらず2着を確保したトーホウシデン。絞れた今回は前進あっても後退はないやろ。昨年のこのレースでも差のない5着と自力あるし、このメンバーなら上位争い出来るはずや。 あとGⅠではワンパンチ足りない印象は否めないが、上昇度と鞍上アンカツが魅力のカンファーベスト、休み明けは気になるが、橋口&横山典の最強2着コンビで連には絡んできそうなツルマルボーイ。あと海外GⅠでは強さは見せつけるが、国内ではなかなか勝てないエイシンプレストンを押さえに。 (佐々木敏守=フリーライター。大阪日日新聞ほか連載) |
GⅠ第128回天皇賞(秋) 平成15年11月3日(日)東京競馬場 第11レース
|
Copyright(C) 佐々木敏守(#1), キャラスパ!編集部 All right Reserved. Since 1996. |