本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2003)、マイラー西口(ぷりぷり競馬) |
2003年11月14日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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GⅠの谷間で1週間が空きましたが、みなさんお元気でしたか?GⅠがないと何となく平穏な1週間がおくれるね。まあ、このひと休みも今週で最後や。これからは気の抜けない6連戦が始まるけど財布の中が空っぽにならないように、今週もがんばっていこや。 さて今週は最強牝馬決定戦の『エリザベス女王杯』。昨年のファインモーションに続き3歳牝馬の大物出現で興味深い一戦となったね。昨年までのこのレースは3歳馬の連対率が非常に悪いレースやったけど、ファインモーションのお陰でその不安も今は完全になくなったよ。やはり強い馬は年齢に関係なく強い訳やね。今年はどうなんかな?結論から言うと、ここまで来ればやっぱ俺のマイホース、スティルインラブに史上初の4冠取らせてあげたいよな。みんなもそう思わん?馬券を考えれば古馬から◎を打つって言う手もあるけど、やはり心情的にね〜。今年はこの馬でずいぶん有難い思いさせてもらったし、ここで裏切る訳にはいかんよ。最後の最後までオレはスティルについて行くよ。まあ、実際今年の3才牝馬はレベルが高いし、このレベルの古馬達なら十分勝ち負け出来るはず。いや3冠牝馬として恥ずかしくないレースをせなアカンわな。勝っても勝っても2番人気だし、まさかこのレースも2番人気ってことはないよな。やはり一番人気で勝ってほんとのこの馬の強さを見せてほしいね。今週の追い切りは前走よりそう上積みは見られないが、まずまず好調維持ってところかな。まぁ極端に調子を落とさない限り好勝負は間違いないよ。何より自信を持って騎乗している幸の姿がほんと頼もしいよね。 対抗にはまたまた橋口、横典の最強2着コンビで挑むローズバド。ほんとこのコンビは2着が好きやね。この馬自身も1昨年の牝馬GⅠ路線では3戦連続銀メダル。何か因縁を感じるね。一時期かなり調子を落としていたが、ここへきて以前の走りっぷりが出てきた。展開に左右される面は否めないけど、はまれば大外から全馬差しきってしまう可能性はあるね。まぁこの馬自身も古馬メンバーの手薄な今回が、最後のGⅠチャンスになるかもしれんので、何とか存在感を見せてほしいね。 単穴には最後の最後まで出走をためらっていたレディパステル。本来ならこの馬あたりが2番手評価になるべきやろうけど、中間のアクシデントが少し気になったから評価を下げた。しかし今週の動きを見る限り、目に見えておかしなところはなかったね。むしろ前走府中牝馬Sより良くなってる感じがするわ。やはり出走させるきたからには万全な体制で挑む厩舎の姿勢が出てるね。普通に走れば歴戦の牡馬とも互角に戦える実力があるだけに軽視は禁物やで。 あと、何とか最後の一冠を目論むアドマイヤグルーヴ。気性面が成長してきた今なら、これまでの借りを返すチャンスは十分あるね。でもひょっとしたらまた1番人気?そうなってくれれば馬券的には楽しみがあるけどな。さらに先行力が不気味な秋華賞3着のヤマカツリリー、調子はイマイチだが昨年の2着馬の意地を見せたいダイヤモンドビコー、実力は未知だが、スミヨンの思い切った騎乗でインコースをこじ開けてきそうな外国馬アナマリーを3連複の押さえに。 (佐々木敏守=フリーライター・大阪日日新聞ほか連載) |
GⅠ第28回エリザベス女王杯 平成15年11月16日(日)京都競馬場 第11レース
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