本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2003)、マイラー西口(ぷりぷり競馬) |
2003年11月21日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
|
|
---|
豊にやられたね。そう、先週のエ女杯のことやね。最後の最後でグルーヴにGⅠを取らせよった。さすが豊や、頭が下がるよ。一方俺のマイホース、スティルは惜しくもハナ差2着で4冠を逃した。ん〜残念。しかしこの馬の強さは十分見せつけたはずやし、現時点ではまだこの馬が最強牝馬と思ってるよ。すでに年内は休養に充てる事が決まってるらしいけど、また春には元気な姿でみんなの前に現れてほしいね。 さて、今週は古馬短距離ナンバーワンを決定する『マイルチャンピオンシップ』。なかなかのメンバーが揃い白熱したゴール前の戦いが拝めそうやね。馬券的にも割れそうで、楽しみの多いレースになりそう。しかしハッキリ言ってこのレースは難しすぎるし、今年一番の難解な予想やね。これを一点で当てればほんと気持ちいいやろな。いつも言うけど、こんな時は人気馬から買ってもリスクだけが残るし、思い切って穴狙いに徹した方が利口やね。そのあたりを考えて俺はデュランダルを本命に抜擢した。おそらく5〜6番人気になると思うが、この馬何と言ってもGⅠ馬やで。人気なさすぎるわ。それもあの女傑ビリーヴを差しきっての勝利。距離適性を心配されてるんかもしれんけど全く心配ないやろ。昨年3歳時にもこのレースに出走して10着と完敗したが、勝ち馬との差はコンマ5秒だし、上がり時計もメンバー中最速。その時と今では充実度が違うよ。やっとサンデーとノーザンテーストの底力が現れてきた感じやね。若干馬場が渋ってきた事がマイナス材料だが、この枠順でスムーズな競馬が出来れば、今の京都外回りなら前走の再現も十分あるはずや。ここで勝って真の短距離王になってほしいね。 対抗には前走富士Sをレコード勝ちで圧勝したミレニアムバイオ。レコード勝ちの反動と1走毎に好不調の波がある感が心配の種だが、このマイル7勝の実績は侮れないよ。右回りに不安があるとの声も聞こえるが、今の状態なら心配無用かな。昨年の安田記念でも3着にきており底力は十分。本来なら豊が騎乗したかったのはこの馬とちゃうかな。骨折から立ち治った実力馬がここで大きな花を咲かせるかもね。 単穴には天皇賞をあきらめてここ1本に照準を合わせてきたバランスオブゲーム。マイル実績がないのが気がかりだが、比較的距離の融通性があるこの馬なら心配いらんし、ローテーションに好感が持てるね。常にGⅠ以下では強い競馬をするが、本番になるとサッパリ。しかしこのあたりで前走でも見せたような走りが出来れば、ここは勝機ありと見るけどね。 あと伏兵馬には内枠が気になるが、上手くさばければゴール前強襲してきそうなサイドワインダー。展開次第では前残りがあるかもしれない、スワンSで古馬を撃退したギャラントアロー、日本の馬場にあいそうな外国馬トゥスールを押さえに。 (佐々木敏守=フリーライター・大阪日日新聞ほか連載) |
GⅠ第20回マイルチャンピオンシップ 平成15年11月23日(日)京都競馬場 第11レース
|
Copyright(C) 佐々木敏守(#1), キャラスパ!編集部 All right Reserved. Since 1996. |