本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドル)、ペキン山極(きゃらスタ)、hiromi(LOVE2003)、マイラー西口(ぷりぷり競馬) |
2003年12月12日(金) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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『あ〜やられた……』今はそんな気持やな。そう、先週のJNFのことやね。オレの◎馬スイープトウショウは直線不利があって5着と馬群に沈んだ。それでも立て直してからの最後の脚はやはり一級品。あの不利さえなければと思うけど、まぁそれも競馬やね。オレの中ではこの結果だけでスイープの評価が下がったわけではないし、逆にあの脚を見て春はこの馬と
心中する気持ちになったね。 さて、今週は3歳牡馬チャンピオンを決める『朝日杯フューチュリティステークス』。過去にここを勝ち上がってきた馬は大半が将来大物になっているが、今年もそれに該当しそうな馬が出現したね。そうメイショウボーラーや。現地点では他馬と完成度が違うよ。どの位置からでも競馬出来るし、気性的にも問題ない。前走デイリー杯2歳Sでは実力、実績通りの勝ち方で全く危なげなかった。実はこの時、京都競馬でナマのボーラーを見たけど、ほんと強かったよ。直線向いた瞬間、1頭だけ違う競馬をしていたね。あの印象が強すぎて今回は全く逆らう気がしないよ。さらに主戦の福永が海外騎乗で参加できないため、代わりにペリエが騎乗するやん。これもこの馬にとってはプラスやね。やっぱ中山でのペリエはひと味もふた味も違うもんね。まぁ、若干血統的には中山の1600mは長いような気がしないこともないけど・・。さらに初めての長距離輸送、坂のあるコース、多頭数と未知の部分は大きいが、この馬なら間違いなく全てを克服してくれるはずやで。 対抗以下は大混戦と見るが、実績ではボーラーと遜色ないコスモサンビームを2番手評価とした。未勝利を脱出して、初めての重賞小倉3歳Sでは、ボーラの前に実力の違いを見せつけられたが、その後のききょうS、そして前走京王杯2歳Sではアッサリと人気に応え、打倒ボーラーの1番手に浮上した。小倉で負けた借りを返すのは今しかないよ。 このレースは1番人気馬で堅く収まる傾向が強く、相手も2番人気馬で決まってしまうことが多いレースってことは競馬ファンなら知ってるよね。今回も個人的にはこの上位2頭で決まるような気がするが、馬券的にはそれではおもしろくない。そこでみんなにいいことを教えよう。過去10年の結果を見ると3.4.5番人気が全くと言って功績を挙げていない。と言うことは、もし2番人気が飛ぶことがあればヒモ荒れの可能性が高いちゅうことやね。それを考えて6.7.8.9人気あたりになりそうなフォーカルポイント、メテオバースト、アポインテッドデイ、ダイワバンディットの伏兵馬を押さえとけば万全やね。 |
GⅠ第55回朝日杯フューチュリティS 平成15年12月14日(日)中山競馬場 第11レース
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