本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドルライター)、ペキン山極(おはよう!きゃらスタ)、シスターHIROMI(フルーツムーン)、マイラー西口(ぷりぷり競馬) |
2004年4月15日(木) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
|
|
---|
先週のダンスはほんと強かったね。けた違いの強さやな。混戦ムードの牝馬クラシックやったのに、この馬のお陰で何となく見えてきた感じがするね。まぁ、まだ対戦していない新らしい勢力の出現がない限り、オークスもこの馬には逆らえんのんちゃうかな。秋は海外プランがあるみたいやけど、何とか国内に残って、昨年のスティルに続く牝馬3冠を狙って欲しいね。 さて今週は牡馬クラシック第一弾『皐月賞』。こちらも先週の桜花賞に続き混戦ムード。ならいつも言うように人気馬からの馬券は妙味はなく、一発狙いで大儲けをしよう。そこで俺の本命馬はコスモサンビーム。前走不甲斐ない負け方で人気を落とした今回が狙い目。前走はいかにも休み明けという身体だったし、レース中にトモを外傷するアクシデントと敗因はハッキリしてるよな。その点今回はキッチリと馬体も仕上がって無駄な肉は見あたらない。あのタップダンスを仕上げた佐々木晶が「生涯最高の仕上がり!」と絶賛しているのもうなずけるよ。そうなればこの強い2歳チャンピオンの力を信じてみる価値はありそうやね。若干距離の壁が心配だが、そこは3番と理想的な枠を生かして、何とか折り合いをつけ、ロスのない競馬をすれば大丈夫ちゃうかな。あとはバルジューに任せておけば結果はついてくるやろ。まぁここで完敗すればやはりこの馬はマイルまでとアッサリ諦めるけどね。 対抗には同じ勝負服ののコスモバルク。この馬もスゴイ地方馬やね。大外枠を引き当てレースが難しくなったが、それを克服してこそ真の王者と言えるんちゃうかな。中央勢のマークも相当厳しいけど、今までのような自分の競馬ができれば、間違いなく勝ち負けやろ。 3番手には前走で追い込む競馬を覚えたブラックタイド。前走スプリングSで重賞初制覇を飾り弾みがついた。もともと素質は折り紙付きで、集中力がついてきた今なら十分主役になれるよな。ただ鞍上ユタカも心配しているみたいだが、レースに行って持っている能力を十分発揮できるかどうか?それがこの馬の課題やね。アッサリ勝つ可能性も高いが、下手をすれば惨敗と言う結果も考えられないことはないね。 あと人気薄の逃げ馬でおもしろそうなマイネルマクロス、ペース次第で好走できそうなメイショウボーラー、巻き返しが恐いフォーカルポイントあたりを押さえに。 (佐々木敏守=フリーライター・大阪日日新聞連載ほか) |
GⅠ第64回皐月賞 平成16年4月18日(土)中山競馬場 第11レース
|
Copyright(C) 佐々木敏守(#1), キャラスパ!編集部 All right Reserved. Since 1996. |