本紙解説:佐々木敏守(フリーライター=大阪日日新聞ほか) 予想:木屋楽太(アイドルライター)、ペキン山極(おはよう!きゃらスタ)、シスターHIROMI(フルーツムーン)、マイラー西口(ぷりぷり競馬) |
2004年6月24日(木) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
|
|
---|
春競馬もとうとうこの一戦で終わりですな。個人的にはGⅠを除いたGⅡ、GⅢでは目標である的中率5割を確保し、まずまずの結果。ただし本題のGⅠが2割弱と散々たる成績。何とかこの春最後のGⅠをきちっと締めくくって春競馬のフィナーレを飾りましょ。 さて今週はその春のドリームレース「宝塚記念」。メンバー的にはネオ、ファイン、それと3歳馬の出走がないのは残念だが、それを考えてもなかなかの好メンバーが揃い、久々にグランプリに相応しい好レースが期待出来そうやね。その好メンバーの中からオレは今回に限りタップダンスシチーに◎を打った。この馬すでに7歳馬だけどほんとまだまだ強いよ。前走も59kgを背負って、あの幻の名馬サイレンススズカのレコードをコンマ3秒更新。早めスパートでゴール前最後は詰め寄られたが、これは厳しい展開と斤量の問題で心配はいらんやろ。逆にそれで押し切った力を素直に評価したい。また、レコードの反動を懸念する声もあるが、この馬は叩き2走目で更に調子を上げるタイプで、これも全く問題なし。どちらかと言えば当日の馬場状態の方が気になるね。重馬場のJCを勝つには勝ったが、本質はやはりパンパンの良馬場でスピード勝負を望むはず。まぁ、やや重までなら何とか勝ち負け出来ると思うけどね。 対抗にはやはりこれ以上評価は下げられないザッツザプレンティ。いつも言ってるけど、デビュー当時から追いかけ続けてるオレのマイホース。前走では勝ったタップに千切られた3着と少し情けない結果だったが、これも展開のせいと判断すればなんて事はない。何と言っても今回は鞍上がテン乗りでデムーロ。これが最大の魅力やね。おそらく4コーナーでは勝ちに行くレースをするはずで、またまた菊花賞のようなロングスパートが見られるやろ。あとはゴール前どれだけこの馬が辛抱出来るかが勝負の分かれ目や。幸い当日は馬場も渋りそうだし、この馬にとっては願ってもないチャンスやろ。 3番手にはあと一歩のところで惜しい競馬の続くゼンノロブロイ。これも俺のマイホースでそろそろ大きいところを取ってもイイ器だと思うんだけどね。前走天皇賞もあの展開の中で、自力で2着に粘ったのは評価出来るし、距離の短くなった今回はさらなる上昇を期待したいね。ただし、問題はGⅠ連敗中のカッチーが鞍上ちゅうことやね。何とかここで連敗を止めて、「勝春ここにあり!」と大威張りで東京に帰ってほしいね。 あと、まだまだ底を見せていないシルクフェイマス、距離は少し長い感もあるが、まだまだ見限れないローエングリン、鞍上アンカツが絶好調でGⅠ連勝を目論むツルマルボーイを押さえに。 春のファイナルや! みんな力を出し切って、悔いのないレースを。 この宝塚記念をもちまして春のGⅠ予想は終了致します。次回皆様とお会い出来るのは10月3日(日)のスプリンターズSからとなります。 なお、通常のGⅡ、GⅢ、園田重賞については今まで通り、毎週末には予想を更新していますので、引き続きこの競馬キャラクターをよろしくお願い致します。 (佐々木敏守=フリーライター。大阪日日新聞ほか連載) |
GⅠ第45回宝塚記念 平成16年6月27日(日)阪神競馬場 第11レース
|
Copyright(C) 佐々木敏守(#1), キャラスパ!編集部 All right Reserved. Since 1996. |