本紙解説:佐々木敏守(競馬フリーライター、大阪日日新聞連載ほか) 予想:木屋楽太(アイドルライター)、シスターHIROMI(フルーツムーン)、ペキン山極(おはよう!きゃらスタ)、マイラー西口(ぷりぷり競馬) |
2004年10月21日(木) 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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おめでとう!!とうとうやったね。そう先週のスイープトウショウよ。2歳時からクラシック候補に挙げられながら、なかなか手の届かなかった栄冠がやっと舞い込んできたね。素質は同世代でも1.2を争うのはわかっていたけど、やっとその実力が立証された。あの切れ脚は他馬ではマネ出来るものではなく、それを十分理解していた鞍上池添の自信を持った騎乗がこの結果を生んだね。ほんとすばらしい!この先どう行った路線を歩むかは分からないが、中距離までなら十分こなせそうだし、まだまだ未知なる魅力を秘めた牝馬の誕生に祝福したいね。 さて今週は混戦模様が漂う牡馬クラシック最終章の『菊花賞』。皐月賞馬、ダービー馬の不出走で混沌としている今年の菊花賞。最後の一つの栄冠は誰に渡るのか?オレの本命はずっと追いかけているハイアーゲーム。デビュー当時からダービーを勝つのはこの馬と信じていたが、結果はキンカメに勝負を挑んで惜しい3着。力負けを素直に認めざる得ないね。ただ今回は主役が不在でこのメンバーならもう一度勝負出来るような気がするからね。右回りが課題だが、広いこの京都コースとこの距離で上手く内ラチを走れれば、その問題はクリア出来るんちゃうかな。鞍上蛯名の手腕に託すしかないけどね。とにかく真っ直ぐ走れれば素質はピカイチで、絶対に勝ち負け出来るはず。幸い今回は人気もそれほどなさそうだし、ここで一発勝負をかけたいね。 対抗にはユタカ騎乗のハーツクライ。ダービーではそのハイアーにゴール前差して2着。やはり力のあるところを見せつけた。秋初戦の神戸新聞杯でも無難に3着と順調さを見せてるね。自分で動いた時にあの末脚が使えるかどうか疑問はあるが、キレを生かす流れになれば、逆転まであり得るね。 3番手には未知の魅力十分なオペラシチ一。前走の重賞初挑戦では格負けしたのか、2番人気に支持されたにもかかわらず、7着と苦杯をなめた。しかし、勝ち馬とはコンマ3秒差で、十分このクラスでもやっていけるところを見せたね。今回は同世代でこの馬の得意とする長距離と来れば一発あっても驚けない。間違いなく穴を開けるならこの馬やろ。 あと、1番人気が予想される道営の雄コスモバルク。ステイヤーの資質十分なホオキパウェーブ、絶好調宣言が飛び出しそうな出来をキープしているスズカマンボを押さえに。 (佐々木敏守=フリーライター[大阪日日新聞連載ほか]) |
GⅠ第65回菊花賞 平成16年10月24日(日)京都競馬場 第11レース
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