本紙解説：佐々木敏守（競馬フリーライター、大阪日日新聞連載ほか） 予想：マイラー西口（ぷりぷり競馬）、木屋楽太（アイドルライター）、シスターＨＩＲＯＭＩ（フルーツムーン）、ペキン山極（おはよう！きゃらスタ） |  |
 
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 2006年5月5日(金) 発行所：モーニングプロダクション 企画元：佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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 皐月の借りを ここで返して欲しいね。 |
いや〜参りましたな。そう先週の天皇賞のことよ。ディープはほんと強すぎるわ。どんな競馬で勝ってくれるか？それだけを楽しみしていたけど、やはり期待通りの走りで大満足。強い馬が強い競馬で勝つ！久しぶりにそう言う競馬を拝ませてもらったね。今後はキングジョージか凱旋門賞か？凱旋門賞へ行くことになれば、ローテ的におそらく宝塚記念を使うことになるだろうから、ファンにとってはそちらの方がありがたいやろうけどね。いずれにしてもこの日本競馬界に大きな夢を与えてくれたことに間違いなく、ますます今後の動向に目が離せなくなってきたね。 さて、今週は３歳マイル王を決定する『ＮＨＫマイルカップ』。先週と打って変わって混戦ムードやね。以前はマル外が圧倒的に強いレースだったけど、その傾向もだんだん薄れてきたね。過去１０年、１．２番人気で決まったことが１度しかなく、上位人気２頭のうちのどちらかが崩れるといった結果で波乱を呼んでるよ。今年はどうかな？オレの本命は迷い迷って１番人気が予想されるフサイチリシャール。やはりマイル戦ならば粘りきれると読んでの連軸に期待。前走皐月賞では４コーナーから果敢に攻めて、勝ち馬からコンマ６秒差の５着。やはり距離が長かったか、仕掛けが早かったとしか言いようがないね。しかし３着馬とはそれほど差がなく、もしあの時３着にでも入っていたら今回はダントツの１番人気になるはずや。そう思えば以外とおいしい１番人気かもよ。前走より２ハロン短くなれば、スピードで押し切れる可能性は十分あるし、東京コースも実績十分。鞍上祐一もかなり能力面を信じ切っているし、ＧⅠ馬として恥ずかしくないレースはしてくれると思うよ。 対抗にはニュージーランドＴの勝ち馬マイネルスケルツィ。きさらぎ賞では皐月賞の１．２着馬と差のない競馬で３着。能力のあるところを十分見せたね。そこから物差しを計れば勝ちきれるだけの器だと思うね。ただ、あえてアラ探しをするならば、中山に変わってからのＮＺＴの上位馬は本番では大半が凡走。その当たりのデータが気になったので評価を下げた。さらに馬体が寂しくなってきている点も気になるし・・・。まぁ、陣営も強気なコメントを連発しているし、アッサリ勝ちきるシーンがあってもおかしくないだけの素質馬だけどね。 単穴には前走負けすぎの感が大きいが、鞍上の腕をかってステキシンスケクン。やはりボスは並みのジョッキーではないね。先週の天皇賞であのストラタジェムを３着にもってきた腕はやはりスゴイよ。彼の乗り方次第では伸助くんもマイル戦に変わっての巻き返しがあっても驚けないよ。 あと、出遅れ癖が気になるが３３秒台の脚を持っているアポロノサトリ、今回も鞍上豊を背に大崩がなさそうなロジック、今週の動きが抜群で馬体を見れば惚れ惚れするタガノバスティーユを押さえに。 （佐々木敏守＝フリーライター。大阪日日新聞連載ほか）  |
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ＧⅠ第１１回ＮＨＫマイルカップ平成１８年５月７日（日）東京競馬場 第１１レース
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