本紙解説:佐々木敏守(競馬フリーライター、大阪日日新聞連載ほか) 予想:マイラー西口(ぷりぷり競馬)、木屋楽太(アイドルライター)、シスターHIROMI(フルーツムーン)、ペキン山極(おはよう!きゃらスタ) |
2006年5月28日号 発行所:モーニングプロダクション 企画元:佐々木敏守オフィス Since 1996/10/27 |
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心情的には2冠を取らせてあげたいけどなぁ (^o^) |
さて今週は牡馬クラシック第二弾『日本ダービー』。今年のダービーは大混戦。勝ってもおかしくない有力馬がゴロゴロいるわ。一体何が一番人気になるのか?現時点ではさっぱり分からんね。そうなればやはりあまり人気のない馬に妙味があるね。過去10年の連対馬の内18頭が前走3着以内。前走皐月賞以外の10頭の内9頭が1着。今回は混戦ムードだけにこのあたりのデータを信じて予想をたてよう。これに該当するのがまず皐月賞3着以内の上位馬。青葉賞、NHKマイルカップ、京都新聞杯、プリンシパルSの勝ち馬とこの7頭に絞られるね。このうち、マイルカップの勝ち馬ロジックはマイル以上の勝ち星がなく、距離適性に疑問があるため評価を落とす。プリンシバルの勝ち馬ヴィクトリーランは脚質転換に成功し、今回ももしやの気持ちもあるが、オープン特別のみの勝ち星であり、またメンバーも薄かったと判断し、これも評価を下げる。となると、勝ち馬は、メイショウサムソン、ドリームパスポート、フサイチジャンク、アドマイヤメイン、トーホウアランの5頭の中から出るだろう。おそらく逃げるアドマイヤメインを2.3番手で追うメイショウサムソンが何処で仕掛けるか?後続をも気にしながらの石橋の騎乗がこのレースの結果を左右するといっても過言ではないね。それによりガラッと順位が入れ替わる可能性が高いよ。石橋が相手をどの馬と思って騎乗するか?それがこのレースの最大の焦点やね。 そのあたりの展開面を考えて今回は前有利と判断し、アドマイヤメインを本命に抜擢する。やはりこの馬は並の馬じゃないと思うね。マイペースで逃げれれば間違いなく勝ち負け出来る器だよ。2400mの2.25.3は優秀だと思うし、鞍上善臣も最近では逃げ、先行の馬で好結果を出してる印象があるしね。先週のアサヒライジングのような騎乗が出来ればしぶとく粘りきるよ。 対抗には皐月賞馬に敬意を表してメイショウサムソン。やはりこの馬は強いよ。この中では一番安定感があるし、血統的にも府中2400mは合うよね。連軸としてはこの馬だが、2冠への重圧を考えて2番手評価にしたよ。でもまぁ、限りなく本命に近い対抗で、馬券はメイン、サムソン2頭軸で勝負したいね。 3番手以降は上位順に鞍上岩田の左回りに若干の不安を感じるが、素質はピカイチのフサイチジャンク、2走前の大幅な馬体減以外は強い勝ち方のトーホウアラン、前走皐月賞では人気以上の強い競馬をしたドリームパスポートを連候補に。 さらに皐月賞からの巻き返しを期待して、まだまだ見限るのは早すぎるアドマイヤムーンとサクラメガワンダーを押さえに。 (佐々木敏守=フリーライター。大阪日日新聞連載ほか) GⅡ第120回目黒記念、空前絶後のぷりぷり特報! |
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GⅠ第73回日本ダービー 平成18年5月28日(日)東京競馬場 第10レース
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