本紙解説：佐々木敏守（競馬フリーライター、大阪日日新聞連載ほか） 予想：マイラー西口（週刊ぷりぷり競馬）、木屋楽太（アイドルライター）、シスターＨＩＲＯＭＩ（フルーツムーン）、ペキン山極（おはよう！きゃらスタ）、プッキーしん子（オーラパワープロジェクト） |  |
 
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 平成19年3月23日発行 初版発行：平成8年10月27日 発行所：キャラスパ！編集部 企画元：佐々木敏守オフィス 提供：モーニングプロダクション |
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 迷ったときはジョッキーから買いましょう。 |
みなさん、今年に入って初めてお会いしますなぁ。先月のフェブラリーＳは個人的な都合で本紙予想を担当出来なかったので、暮れの有馬から約３ヶ月のご無沙汰かな。このところずいぶん暖かくなり、いよいよ春競馬のクラシックロードも直前までやってきたって感じですな。しかしその前に今年のスプリント界を占う大事な一戦が残ってるね。個人的には今年最初の本紙予想なだけに、ビシッと決めてこれからの春競馬に弾みをつけておきたいね。 さてその今週はスプリントナンバーワンを決める『高松宮記念』。ＧⅠにすればかなりメンバーが薄い感があるな。これが今のスプリント界の現状を物語ってるね。メンバーをみてもこれなら！と色気十分の陣営揃いで、本当にこれからの短距離界を背負っていくだけの馬が出現するのか？ここに興味があるね。さらにこのレースは直線が短い上に多頭数になることが多く、場群を捌いてこれるかどうかの騎手の腕が大きく左右するレースでもあることを忘れたらアカンな。 そこでオレの本命はジョッキー＆これからの馬として期待をかけたいスズカフェニックス。やはり何といってもあの末脚が魅力。どんな展開でも必ずや３３秒台でぶっ飛んできてくれる。この距離は初めてだが、前走1400mの阪急杯である程度のメドがついた感じ。あとは鞍上の豊があのアドマイヤマックスを彷彿させる騎乗で初の栄冠に輝いてくれそうや。 対抗にはこれもこの距離が初めてのマイネルスケルツィ。マイルＣ、阪神カップ、京都金杯と強いメンバーと戦ってきた実績がここで生きるはず。問題は実績のない左回りや。そのあたりをこのレースを得意としている鞍上義臣が上手く導ければ逆転まであるやろな。 単穴には８歳になっても衰え知らずのプリサイスマシーン。ここ３戦短距離路線で結果を出してきており、ここも好勝負は必至の感じ。さらに乗れてるアンカツと来ればかなりの驚異やで。これからの馬という感では一歩譲るが実績を考えれば突き抜けてもおかしくないね。 あと、ここを最後に引退する短距離実績ナンバーワンのシーイズトウショウ、鞍上小牧が気にはなるが、今の勢いならＧⅠでも通用しそうなエムオーウイナー、豪快な追い込みで大穴の気配漂うスピニングノアールを押さえに。 （佐々木敏守＝大阪日日新聞連載ほか） |
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ＧⅠ第３７回高松宮記念平成１９年３月２５日（日）中京競馬場 第１１レース
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