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 平成19年4月26日発行 初版発行：平成8年10月27日 発行所：キャラスパ！編集部 企画元：佐々木敏守オフィス 提供：モーニングプロダクション |
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 馬券はボックスで買うのが無難かなぁ(>_<) |
今週は古馬長距離ナンバーワンを決定する『天皇賞』。昨年と違い混戦模様の今年の春天。ＧⅠ馬が２頭と少し小粒な印象は否めないが、その分馬券的な妙味はありそうやな。こういったときはあえて一番人気を外し高配を狙うのが鉄則やで。一番人気が絡んできたら「やっぱ強かったなぁ」ってことでサラっと流せば済むことやしな。 そこで俺の本命はデルタブルース。近走の成績は今いちパッとしないが距離適性はここでも群を抜いてるね。前走阪神大章典では４着と惜敗したが上位馬とはほとんど差のない競馬。むしろ休み明けは動かない馬だけに、そこらを考えると今回の上積みは大きいと思うよ。さらに５９Ｋを背負っての負けだけに十分価値のある負け方やったな。鞍上岩田が強気で積極的な競馬をすれば３つ目のＧⅠタイトルが転がって来ると思うけどな。 対抗には穴っぽいところでマツリダゴッホ。前走日経賞では惜しくも３着と重賞連勝はならなかったが、上位３頭の中では一番強い競馬をした感があるね。昨年秋からの本格化の兆候は目を見張るモノがあり、今年のこのメンバーなら上位争いは可能と見てるけどね。若干、距離の不安は否めないが、そこは京都の長丁場は横典！とジョッキーの手腕でカバーしてくれるんちゃうかな。この馬も長くイイ脚を使えるのが魅力でそこを引き出せる競馬が出来ればおもしろい存在になるはずだけどね。 単穴にはこれまでの甘さが解消してきたアイポッパー。前２年の天皇賞３．４着馬で今年はそれ以上の成績が期待出来そう。今回は今年絶好調のアンカツが初騎乗だが、もともと折り合いに心配がなく素直な馬でテン乗りもＯＫ。ならば近走の成績、実績を考えても好勝負必至やろ。あとは当日良馬場にさえなれば上位争いは確実やな。 あと、馬の能力だけならここでも十分通用しそうな関東の上昇馬ネヴァブション、距離適性がここで立証される２冠馬のメイショウサムソン、長距離適性抜群で末脚確実なトウカイトリックを押さえに。 （佐々木敏守＝大阪日日新聞連載ほかフリーライター） |
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ＧⅠ第１３５回天皇賞（春）平成１９年４月２９日（日）京都競馬場 第１１レース
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