くわしくは主催者発表のものでご確認ください。また、競走および予想結果は「ターフの魂」をご覧下さい。 本紙解説:佐々木敏守(競馬フリーライター、大阪日日新聞連載ほか) 予想:マイラー西口(週刊ぷりぷり競馬)、木屋楽太(アイドルライター)、シスターHIROMI(フルーツムーン)、ペキン山極(きゃらスタ)、プッキーしん子(オーラパワーP) |
平成19年5月17日発行 初版発行:平成8年10月27日 発行所:キャラスパ!編集部 企画元:佐々木敏守オフィス 提供:モーニングプロダクション |
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そろそろ堅く収まるような気がしないでもないけどね。 |
しかしほんとに荒れますなぁ〜。そう今年のGⅠ戦線のことや。これだけ荒れると素直に実力馬に◎を打てなくなるよな。今回も百万馬券か?って下心満タンやし、その流れに肖りたいって誰もが考えるよな。さあ今週は果たしてどうなのかねぇ? さてその今週は牝馬クラシック第二弾『オークス』。土壇場に来て1番人気確実な桜花賞馬ダイワスカーレットの回避とは・・・。先にダービー出走を表明していたウォッカに続いて、今年の注目牝馬2頭の未出走で断然興味が薄れてきたね。まぁその分馬券的にはひょっとしてまた大荒れ?って雰囲気を演出してくれるけどね。素直に考えればあの馬が強そうだけど、素直に収まりそうにもないしなぁ。まぁ絶対的な自信がない限りやっぱりこう言うときは、穴狙いに徹してローリスクハイリターンの原理で予想した方がおもしろいよな。そこでオレの本命は、人気馬の陰にこっそり隠れ虎視眈々と一発を狙っているローブデコルテ。血統的な背景で距離が嫌われての人気落ちをしてるようだが、逆にそこが魅力やね。何といっても桜花賞4着馬でメンバー最速上がりを記録している馬。桜花賞でも直線よれてフラフラしなければ楽に3着はあったはず。もしそうなっていれば今回はもっと人気してただろうし、その上位2頭がいない今回は十分勝機があってもおかしくないよな。デビュー2戦目では1800mコスモス賞であのナムラマースの2着と身体能力の高さを示したし、このオークスで抜群の相性を見せている鞍上祐一が「距離は対応出来る!楽しみ!」のコメント。ここ3年で1.1.2着の結果を残しているジョッキーだけにこの言葉は信頼出来るよ。また桜花賞直行組が好成績を残すレースでもあり、ここも例外ではないと判断したね。あの距離が長いと言われたダイワエルシエーロを見事オークス馬に仕立て上げた祐一ならここも高配の使者になってくれるはず。 対抗には桜花賞でそのデコルテに先着したカタマチボタン。桜花賞組が優位と見立てたからにはやはりこの馬を対抗にせざるえないな。父にダンスを持つこの馬の方が距離的には融通が利きそうだが、母タヤスブルームがどう影響するか?しかし東京コースの適性、鞍上藤田の手腕で上位争いは間違いないやろ。 3番手には前評判の高い1番人気確実なベッラレイア。素直に考えれば、やはりこの馬が一番強そう。あの脚を見れば誰もがそう思うよな。ただ人気馬が追い込み一辺倒でさらに鞍上が秋山と来れば何となく不安要素が漂う。まして荒れに荒れまくっているGⅠ戦線となればなおさら評価を落としたくなるわ。まぁこの馬のスケールは認めるけども、今回は3番手評価で許してもらおう。 あと、かなりの将来性を感じるフローラS2着のミンティエアー、大穴が出るならば桜花賞組と決めつけてアマノチェリーランとレインダンスを押さえに。 (佐々木敏守=大阪日日新聞ほか連載フリーライター) |
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JpnⅠ第68回オークス 平成19年5月20日(日)東京競馬場 第11レース
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