|
 |
 
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 平成19年9月28日発行 初版発行：平成8年10月27日 発行所：キャラスパ！編集部 企画元：佐々木敏守オフィス 提供：モーニングプロダクション |
 |
 |
|
|---|
 ３歳牝馬のレベルの高さをここで証明してほしいね。 |
みなさん長い間のご無沙汰です。またまた今年も秋のＧⅠシリーズが始まりました。春競馬終了地点では年間目標である的中率５割に限りなく近い結果を残してたのに、夏競馬でちょっと怠けてると何と！借金７になってるではないか！かなりまずいよね。暮れの有馬記念まで残りレースを６割強の的中率を確保しないと目標達成が難しいわ。したがって、この秋初戦のGⅠから改めて気合いを入れ直し、年末の有馬記念までブっ飛ばして行きますかね。 さてその秋のＧⅠ第一弾は究極のスプリント戦『スプリンターズステークス』。傑出した馬が見あたらず、近年のスプリント界を象徴してるようなメンバー構成やな。逆にここを勝てば一躍スプリント界のエースとして君臨出来るね。 そこで俺の本命は、春からこのレースの主役に決めていたアストンマーチャン。春の走りを見る限り、スピードの絶対能力が他馬と違いすぎる感じがするけどね。前走北九州記念ではあの厳しい展開のなか、勝ち馬とはそう差のない競馬で６着を確保。秋初戦にしてはこれで十分の競馬やったと思うよ。一度使われた今回はさらに粘りも増し、かなりいい競馬になると思うんだけどな。何より負けたことで人気が落ちるのもおいしいし、陣営が桜花賞終了地点でマイルカップ、オークスには目もくれずにここへ照準を絞ってきたことも好感が持てるね。あのウォッカと激戦した器はダテではないと思うけどね。あとは鞍上中館が折り合いに気をつけて、しっかり騎乗してくれれば結果は自ずとついてくるよ。レベルが高いと言われる今年の３歳牝馬の代表格がこれからのスプリント界を背負って立つような気がするね。 対抗にはこの強さはホンモノだと思うサンアディユ。前走セントウルSでは１頭だけ次元の違う走りを見せたね。前、後半のラップが33.6と33.5とほとんど同じ。さらにラスト１Fが11秒台となかなか出来る芸当ではないよ。持ち時計1分7秒1もメンバー最速だし、普通に走ればまたアッサリ決まってもおかしくないよ。ここまでのほとんどがダートを使ってきており、中山のパワーのある坂も問題なさそうに見えるな。そうなれば死角的には一番少ないこの馬が「スプリント界に大物誕生！」って新聞見出しを持っていく可能性は十分あるね。 単穴にはまだ％の出来にはないが、このメンバーならと言うことで参戦してきたスズカフェニックス。何と言っても春のスプリント王で、鞍上にもこのところ乗れまくっている豊とくればなかなか低評価はできないね。目標はマイルCの様な気もするが、ここでも太刀打ち出来る能力は十分あるね。あと、坂を克服すれば見せ場を作れそうな３歳牝馬のもう１頭クーヴェルチュール、忘れ去られてる感があるが、鞍上アンカツと相性がよく末脚確実なプリサイスマシーン、中山コースが得意なアイルラヴァゲインをヒモで押さえる。 （佐々木敏守＝競馬フリーライター／大阪日日新聞連載ほか） |
 |
ＧⅠ第４１回スプリンターズステークス平成１９年９月３０日（日）中山競馬場 第１１レース
|
 |
|
 |
| Copyright(C) 佐々木敏守(#1)， キャラスパ！編集部 All right Reserved. Since 1996. | ||