くわしくは主催者発表のものでご確認ください。また、競走および予想結果は「ターフの魂」をご覧下さい。 本紙解説:佐々木敏守(競馬フリーライター、大阪日日新聞連載ほか) 予想:マイラー西口(週刊ぷりぷり競馬)、木屋楽太(アイドルライター)、シスターHIROMI(フルーツムーン)、ペキン山極(きゃらスタ)、プッキーしん子(オーラパワーP) |
平成19年10月12日発行 初版発行:平成8年10月27日 発行所:キャラスパ!編集部 企画元:佐々木敏守オフィス 提供:モーニングプロダクション |
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久々に和田クンのガッツポーズを見てみたいね。 |
やっぱり思った以上に強かったわ。そう先週のダイワスカーレットのことよ。オークスは出走出来なかったがさすが桜花賞馬やな。オレの本命馬ベッラレイアは珍しく豊の騎乗ミス?で最後方からの競馬。京都内回りであの位置からは絶対届かんやろ!ダビスタみたいな上がり31秒台の脚を使える馬じゃないと・・・。まぁ完全に力負けしたとは思ってないんで、次走エリザベス女王杯でキッチリ敵を取るかもしれないよ。 さて今週は傑出した馬もなく混戦模様が漂ってきた牡馬クラシック最終章『菊花賞』。ご承知の通り今年はダービー馬が牝馬だったため、このレースの出走がない。それが混戦の要因やな。個人的には今年の3歳は牝馬の方がかなりレベルが高いと思っていたし、そうなれば今までの戦歴を考えてもやはり全馬にチャンスありの感じがするね。 そこでオレの本命はトライアル組でなく、未知の魅力に期待してアルナスライン。本来なら無難に実績あるトライアル組を推せばいいんだろうけど、荒れると読めばスケベ心が働き、やはり人気のないところで一発!ってのに魅力を感じるよな。たしかに中1週のローテーションは厳しいものがあるが、前走であの古豪インティライミ、ポップロックと差のない競馬をしたのは見逃せないよ。さらに先週のオレの本命馬ベッラレイアに2走前には勝ってるしな。3歳牡馬がウォッカにアッサリやられたことを考えると、そのウォッカと遜色ないと思っている馬に勝ったことはかなりオレなりには評価してるけどね。とにかく前走のまだ余裕残しの状態であの競馬が出来たんだからな。そこでローテの反動を心配するより一度叩かれた上積みに期待しようと思ったわけや。幸い鞍上和田と陣営からは「反動もなくいい状態でチャンスあり!スタミナもあり流れに乗れれば・・」のコメント。その言葉をオレは素直に信用するで。 対抗にはひょっとしたらメチャメチャ強いかもしれないロックドゥカンブ。ほんと最後まで本命にしようか迷いに迷ったよ。たしかに戦ってきた相手がどうか?という懸念材料はあるが、やはり4連勝は並の馬ではできないよ。前走のセントライト記念を見る限り距離も心配なさそうだし、斤量が他馬より2k軽いのも有利だしな。ただし、鞍上柴山の京都コース芝連対無し、1800m以上着外14回、3,000m以上の長丁場経験なし。これがどう出るか?個人的には関東ジョッキーの中でもトップクラスの上手さがあると思ってるけど、このレースでどうかな?それだけが気がかりやな。そこさえクリア出来ればの史上4頭目の無傷の菊花賞馬が誕生する可能性は十分あるよ。 単穴には万年2着の横典騎乗のホクトスルタン。この馬も長丁場が合ってそうな馬やな。魅力は何と言っても父メジロマックイーン。メジロアサマ、メジロティターン、メジロマックイーンの親子3代で天皇賞(春)制覇。母系にリアルシャダイとくれば如何に長い距離が向いてるかって事やね。現時点ではまだワンパンチ足りない気もするけど、そこは横典の腕で持ってくるかもしれないね。 あと皐月賞馬のヴィクトリー、鞍上豊の「3000mをどう乗り切るか?」のコメントが気にはなるが、前走の末脚は際だっていたドリームジャーニー、距離延長は問題なく負けて強しの競馬をしたアサクサキングスの神戸新聞杯上位馬を押さえに。 (佐々木敏守=競馬フリーライター/大阪日日新聞連載ほか) |
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JpnⅠ第68回菊花賞 平成19年10月21日(日)京都競馬場 第11レース
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