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【お知らせ】 ３番：ウオッカ号が出走取消のため予想印は１１月１１日午前１１時に訂正しました。 なお、記事、タイトルなどは変更できませんでしたのでご了承ください。 |
 平成19年11月9日発行 初版発行：平成8年10月27日 発行所：キャラスパ！編集部 企画元：佐々木敏守オフィス 提供：モーニングプロダクション |
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 強い３歳牝馬をここでも見せつけてほしいね。 |
今週は最強牝馬決定戦の『エリザベス女王杯』。巷では２強対決の様相が強くなってきているようだけどはたしてどうか？実はこの秋華賞は荒れる雰囲気のあるこのレースだけど、実は実績を残している上位人気馬がキッチリ結果を出すレースなんやな。ここ数年は毎年１．２番人気どちらかが連対しているし、今年もその傾向は継続されるのか？はたまた大荒れを期待するのか？ここが予想の大きな分岐点やな。 そこで俺の本命は巷の予想通り堅く収まると読んでダービー馬のウオッカに◎を打った。致し方ないやろ。秋華賞２着のレインダンス、同４着で究極の脚を使ったベッラレイア、昨年の最優秀３歳牝馬のカワカミプリンセスがいないとなれば、やはり最強世代と呼ばれている実績を持った３歳牝馬に魅力を感じるのは当然やわな。前走秋華賞でのあの展開、あの位置取りでの３着は納得の結果。むしろ３着にきたことで底力を感じたのはオレだけかな。何と言っても６４年ぶりの牝馬ダービー制覇。その時の２着馬が菊花賞を勝ったわけだから、この馬の強さは際だってるよな。今回は一度叩かれての京都外回り2200mと秋華賞時より間違いなく優位に働くはずで、この条件で負けるようでは最強牝馬の座は難しいよ。ここはこの馬の強さを見せつけて堂々とジャパンカップに向かってほしいね。 対抗にはそのウォッカに３戦２勝と勝ち越している桜花賞と秋華賞の２冠を制しているダイワスカーレット。これも仕方ないっすね〜。このコース、この距離で逃げ切るのは至難の業だが、この馬の粘りならばあり得るかもしれない。要はこの初距離とハイペースになった展開の時がどうかだけで、自力は結果が示してるよね。アンカツもこの馬の乗り方は手の内に入れているし、前走のような展開に持ち込めるかが勝負の鍵やな。 あとこの２強に割ってはいるとすればやはり差し馬。その中から鞍上の強気のコメントが気になるローブデコルテ、ディアデラノビア、スイープトウショウの３頭を抜擢。デコルテは同じ３歳世代であのベッラレイアに競り勝ったオークス馬。一度叩かれた今回の京都外回りならば実績的にもツケいる隙があるはず。人気も全くなさそうだし高配の使者ならこの馬やろ。鞍上祐一も追い切り後に「面白いレースになるはず」と不気味なコメントで手応えを感じていたしね。同じくディアデラ騎乗の豊も自身のＨＰで「期待していて下さい」と強気コメント。極めつけは「牝馬で一番強いのはこの馬」とスイープの池添。特にスイープは過去３年のこのレースで全て◎を打っている思い入れのある馬。勝ってくれたらしびれるけどな〜。まぁ３頭とも本来の走りが出来るかどうかが課題だが、ハマったときには２強に迫る可能性は十分あるよ。 あと保険でスローペースに落ち着いたときのアサヒライジングを押さえれば完璧やろ。 （佐々木敏守＝競馬フリーライター／大阪日日新聞連載） |
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ＧⅠ第３２回エリザベス女王杯平成１９年１１月１１日（日）京都競馬場 第１１レース
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