ここをあっさり勝って来年は海外挑戦や!
|
さあいよいよ今年最後のGⅠレースとなりました。今年のここまでの成績は地方を含め残り3レースで29勝52敗、的中率358と例年に比べれば的中率は劣るが、何とか8年連続勝率ナンバーワンの座は死守出来そうやな。まぁ年明けから春までの大穴狙いで遊んでいた1勝18敗という最悪の出だしを考えればよく盛り返した方とちゃうかな。何とか今年も本紙の役目は果たせたってところでホッとしてるよ。あとはこの今年最後のグランプリレースでオレに挑戦状を叩きつけてきた現役アイドル『横山英理奈』さんとの予想対決できっちりカタをつけて気持ちよく新しい年を迎えたいっすね。
さてその今年最後のGⅠ『有馬記念』。天皇賞馬、ダービー馬、菊花賞馬のファン投票上位馬が早々と回避し、さらに直前で春のグランプリホ−スもリタイヤと若干メンバー的に薄くなった感が強いね。しかし、昨年の1.2着馬の再戦、サムソンの引退レースと話題が尽きないのも事実。まぁメンバーは別として今年最後に相応しいレースを見せてくれればOKやけどね。
その中からオレの本命は素直にダイワスカーレット。やはりこの馬は並みの牝馬じゃないで。前走天皇賞では休み明けにも関わらず歴史に残る名勝負を演じた。その反動が気にはなるが、馬も鞍上アンカツも至って平然。天皇賞が終わった時点で次は有馬と目標をここ一本に絞ってきたのも好感が持てるしね。若干距離の不安はあるが、昨年5番人気の伏兵で2着にきた実績は素直に信頼できるやろ。中山2000mまでならば間違いなく負けないと思うが、残りの500mがどう出るか?おそらく今のスカーレットなら能力だけで押し切ってしまうんちゃうかな。牝馬には分の悪いレースだが、この馬にはあてはまらんやろ。アンカツもこの馬は牝馬とは思っていないやろうし、自分のペースで走れば自ずと結果はついてくるよ。
対抗には昨年の覇者マツリダゴッホ。言わずと知れた中山巧者で落馬した1戦を除くと複勝率100%。前走のJCでは苦手であった左回りを克服し、勝ち馬とコンマ2秒差の4着と惜敗。完全にここへ来て本格化の印象。ほんと強くなった感じがするよ。今週の動きを見る限り調子落ちの感もなく現状維持をキープ。ならば得意の中山で女傑を一喝してもおかしくないね。荒れる有馬のイメージを覆して今年は銀行レースになりそうやで。
あとJCでオレに高配をプレゼントしてくれたスクリーンヒーロー、有馬男ペリエの騎乗でまだまだ底力が見限れないアルナスライン、キレでは分が悪いが前に行って粘り込めばチャンスがありそうなカワカミプリンセス、とにかく今絶好調な動きを見せるエアシェイディを3連単の3着付けとして押さえる。
それでは、良いお年をお迎えください。
(佐々木敏守=競馬フリーライター。→ブログ)
|