平成25年6月20日発行
初版発行:平成8年10月27日
発行:キャラスパ!編集部
企画:佐々木敏守オフィス
提供:モーニングプロダクション
第54回宝塚記念ファン投票順位
順位 | 馬名 | 獲得票数 |
2位 | ゴールドシップ | 57,539 |
3位 | ジェンティルドンナ | 53,738 |
4位 | フェノーメノ | 49,501 |
8位 | トーセンラー | 25,714 |
11位 | ナカヤマナイト | 18,113 |
30位 | シルポート | 6,534 |
37位 | ダノンバラード | 4,215 |
108位 | ヒットザターゲット | 906 |
115位 | スマートギア | 843 |
536位 | ローゼンケーニッヒ | 14 |
722位 | タニノエポレット | 2 |
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強い馬が強い競馬で勝つ! そんなレースを見てみたいね!
さぁ今週は春競馬のフィナーレを飾る『宝塚記念』。
オルフェの回避は残念やけど、現時点の4歳世代トップクラス3頭の参戦で興味深い一戦になりそやな。
どの馬が秋にオルフェに挑戦状を叩きつけるか!そこがこのレースの焦点やろ。
巷では3強決戦と位置づけられているが果たしてそうなのか・・・
いやいやオレは違うと思うで〜。
どう考えても◎ジュンティルドンナ が一枚上でしょ。
昨年秋には曰く付きであるがJCでオルフェを破り、前走はドバイシーマクラシックで2着。
どんな形であろうともあのオルフェに3歳時で先着したこととドバイで2着になったのは事実で、既にこの馬が世界で通用するレベルに達していると考えられるんちゃうかな。
牝馬と斤量を気にする声もあるけど、そんなもんこの娘には関係ないでしょ。
秋には凱旋門賞で勝ち負けしようかという馬がこの国内GTで恥ずかしい競馬は出来ないで。
ここは強力牡馬を蹴散らせて秋には凱旋門でオルフェとの再戦が見れるはずや〜。
対抗にはここへ来ての充実度が著しいフェノーメノ 。
決して適距離とは思えない前走、天皇賞(春)を最速上がりであっさり差しきった。
昨年のJCではジュンテルには0.8秒差で全く歯が立たなかったが、ここへ来て馬が一回りも二回りも成長し、当時ほどの差はないと思えるね。
切れ味勝負ではやはり分が悪い感じがするんで、この阪神2200mはこの馬にとっていい方向に出そうな気がするね。
前走のように4コーナーで前に取り付くような競馬をすれば逆転まであるかもや。
単穴には2冠馬に敬意を表してゴールドシップ 。
まっ個人的には今回のレースにおいてはここまでの評価はないが、何と言っても昨年は皐月、菊、有馬を制したGT3勝馬。
ただ、前走天皇賞(春)ではぶっちぎりの一番人気にも関わらずその期待に応えられなかった。
そこが問題や!
展開のアヤとかレースの質とかではなく、この馬自身の問題な様な気がするねん。
このまま惨敗して秋を迎えるか?やはり強かった!ってことになるか?
このところずっと内パクが稽古をつけて馬にやる気を起こさせてるんで一変する可能性の方が高い気はするけど・・・
まぁこの時期の渋った馬場は大歓迎やし、京都みたいな高速馬場にはならんやろうから前走みたいな無様な競馬はしないと思うけどね。
勝ち馬は間違いなくこの3頭から出るはずだが、あとは3連単の3着狙いで
天皇賞(春)2着馬のトーセンラー 、好枠で上手く立ち回ればのダノンバラード 、素質は他馬と遜色ないバラ一族のローゼンケーニッヒ を押さえる。
解 説 |
佐々木敏守(佐々木敏守オフィス)
(2013年回収率120%/的中率.438)
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